一つはキヤノン。
EOS Rシリーズはすべてファインダー搭載機で、ファインダーレスの小型機は「EOS M6 Mark II」(19年)を最後に出してないのだ。
今年、上面がフラットな小型軽量モデルを出してきたら面白いと思うのだけど、出さない気もする。キヤノンは23年にエントリー機を24年にミドルクラスからハイエンドをと上から下まで一通り揃ったのでやるとしたら今年だと思うのだけど。
もう一つ、EVFを持たない背面モニターだけのコンパクトでカジュアルなミラーレス機といえば、ミラーレス一眼黎明(れいめい)期をひっぱったオリンパス(当時)のPENである。
オリンパスからカメラ事業が切り離されてOMDSになって以来、21年の「P7」を最後にPENは出てないのだ。
このP7も中身はかなり古くなっているし、USB端子もUSB Type-Cじゃないしで、そろそろ被写体検出AFを搭載したレトロなデザインでアートフィルター推しで出すのにいいタイミングじゃないかなという気はしておりますがいかがでしょう?
デジタル一眼のトレンドとしては、ここんとこAIを駆使した被写体検出AFやリアルタイムトラッキングが中心で、それはもう今年も変わらず。AIが絡んでくるともう毎年進化はし続けるわけで、そこは各社の従来とは異なる技術力や資本力が関係してきそうで大変そうなのだけど、AIと高速センサーを中心に進むのは間違いないだろうなと。
もう一つ、24年に興味深いトレンドが出てきた。
個性的な色や階調といった画作り推しだ。
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