動画仕様モデルながら、カジュアルなミラーレス一眼としてもなかなかイケるのが分かったEOS R50 V。タッチパネルの操作系がしっかりしてるので、けっこう快適に使えたのだ。
では、その直前に発売された1.4型センサー搭載の動画モデル「Powershot V1」と比べるとどうか。
実は価格がほとんど変わらないのである。レンズ一体型(16-50mm相当)のPowershot V1が14万8500円(25年5月時点。キヤノンオンラインショップ)。14-30mm(22.4-48mm相当)の電動ズームレンズとEOS R50 Vのレンズキットが14万800円(25年5月時点。キヤノンオンラインショップ)。
動画カメラを買いたいと思ったら、レンズ一体型にするかレンズ交換型にするか悩みそうだ。EOS R50 Vのレンズキットを買って、あとからもうちょっと広角も、もうちょっと望遠も欲しい、となって沼にはまっていくのがいいかと思う(無責任)。
EOS R50とR50 Vで比べてみる。
EOS R50 Vは動画に、EOS R50は静止画に軸足を置いたモデルであるけれども、どっちも撮りたい人はどっちを選ぶべきか。EOS R50の方がファインダーがついていて少し安い(25年5月時点。キヤノンオンラインショップ)が、両方を触った感触としては、ファインダーを使わないならEOS R50 Vを選ぶのはアリだと思う。もし自分なら、動画より静止画メインだしファインダー覗くの好きだけど、カジュアルに持ち歩くカメラとしてEOS R50 Vを選びそうな気がする。
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