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これが“本来のOM-5”だっ 新色もうれしい「OM-5 Mark II」で実感したマイクロフォーサーズの軽快さ荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/6 ページ)

» 2025年07月26日 08時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 オリンパス(当時)から初代「OM-D」が発売されたのは2012年の春だった。13年前のことだ。随分前のことである。

 そのときの製品名が「E-M5」。その初代OM-Dを受け継ぐのが今の「OM-5」であり、その2代目である「OM-5 MarkII」がこのたび誕生したのである。

新色「サンドベージュ」の「OM-5 Mark II」。OMらしいコンパクトなミラーレ一眼だ。ボディは17万3800円(OM SYSTEM STORE販売価格)

 フラッグシップ機のOM-1シリーズに比べると、グリップが浅くてより小型軽量なボディで、気軽に扱えるカメラだ。

 内部的には2022年発売のOM-5とさほど変わらないが、一つ大事な変更点がある。

 最初に言っておくけれども、OM-5はUSB Type-Cが主流になっている中、USB端子が旧いmicro-Bだったのだ。それはちょっとした欠点だったと思う。

 OM-5 Mark IIではそれがUSB Type-Cに変更されたのだ。良かった良かった。

いまさらながらではあるがUSB端子がUSB Type-Cになった。その上にあるのはHDMI端子

新色のサンドベージュがいい!

サンドベージュのボディにコンパクトな「M.ZUIKO DIGITL 25mm F1.8 II」を装着。ツヤ消しなところがシックでいい

 と、いきなり細かい話から入ってしまったけど、OM-5で一番気になっていたのがUSB端子だったので勘弁を。

 そこ以外は前モデルとほぼ変わらないのだけど、印象が新しくなったのは新色のおかげかと思う。

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