豊明市の担当者によると、スマホ条例も「市民に義務を課したり、行動を制限するものではない」という。このため、施行前にパブリックコメントを募集する予定はなし。後日の効果検証についても、アンケート調査などを実施する可能性はあるものの、現時点で具体的な予定はないとしている。
市民の行動は制限しない理念条例としながら「1日2時間」と具体的な数字を出し、学校や保護者などの協力も促す内容は議論の余地がありそうだ。PR効果という点は無視できないが、X投稿の傾向が分かるヤフーリアルタイム検索で「豊明市」を検索すると、ネガティブな投稿が96%(21日午後7時半時点、過去24時間)を占めるなど、現状は市のセルフネガティブキャンペーンにしかなっていない。
この状況、市議会はどう捉えるか。
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