本稿の最後に、納車から丸4年が経過した筆者のModel 3における運用コストについて報告して筆を置きます。
自宅充電が可能な筆者の場合、充電費用、つまり運用に必要なエネルギーコストがガソリン車より抑えられる点は大いに評価できる部分です。仮に燃費15km/L、1リットルあたり170円として、3万6000kmの走行にかかったガソリン代は約40万円という計算になります。筆者のModel 3は、22万円余なので半額近いコストで運用できたわけです。
次年度は、タイヤ交換、2度目の車検など、大きな出費が控えているので、経費が大きく上昇する予定です。5年目に突入した我がModel 3ですが、これまで通り、大きなトラブルもなく平穏無事なクルマ生活を提供してくれるのか、高電圧バッテリーの劣化はどこまで進むのかなど、今後もこの連載でお伝えしていきます。
著者プロフィール
音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla
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