Geminiがスマホを“自動操縦” Google、Android向けAIエージェント「Gemini Intelligence」発表
米Googleは5月12日(現地時間)、Androidの最新情報を紹介するイベント「The Android Show: I/O Edition」において、Android17の新機能と併せて、複数のスマートフォンアプリを横断してタスクを処理するAIエージェント「Gemini Intelligence」を公表した。
Gemini Intelligenceは、Androidデバイス上でアプリを跨いで複雑なタスクを実行するAIエージェントだ。単なる質問回答だけでなく実際のタスク処理ができる。例えば、メモアプリに羅列された買い物リストのスクリーンショットをGeminiに添付すると、AIが買い物アプリを自ら操作し、カートに商品を入れ配達するところまで代行するという。
さらに、Webブラウザ「Chrome」向けGemini機能の強化も予定。Web上のコンテンツの調査や比較、要約が可能になるほか、Webサイトのタスクを自動で実行する「auto browse」機能を搭載。例えば、予約したチケットの詳細から、近隣の駐車スペースを予約するといったタスクを代行できるという。「Gmailで授業のシラバスを探して必要な書籍をカートに入れる」といったことも可能としている。
また、フォームなどの自動入力機能を強化。Geminiと接続したアプリから関連情報を取得し、フォームへの入力を自動で行う。Geminiのパーソナルインテリジェンス機能を使うことで、より細かいフォームにも柔軟に対応するという。この機能は、ユーザーの判断で設定のオンオフを切り替えられる。
その他音声入力機能も強化する。新たに搭載する「Rambler」は、話し言葉の録音で生じやすい「あっ」や「えっ」といったフィラー音を、AIが自動で取り除いてテキストとして出力。
さらに、話し言葉で指示をするだけで、希望のウェジェットを画面上に作成することも可能になる。例えば、「毎週、高タンパクな作り置きレシピを3つ提案して」と話しかけると、ホーム画面にサイズ変更できるカスタムダッシュボードを直接追加できる。
Gemini Intelligenceの各機能は、2026年夏に「Samsung Galaxy」と「Google Pixel」の最新スマートフォンから順次展開を開始し、後半にはスマートウォッチ、自動車、メガネ、ノートPCなどへ拡大。最終的にはAndroidデバイス全体で利用可能になる予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
アニメを支える外国人材に“逆風” 日本在住の声優・アニメーターが抱く「不安の正体」とは
-
2
ナッツを多く食べる人、認知テストで高成績の傾向 豪州チームが1700人以上を分析
-
3
J:COMネット障害、原因は「外部からの大量アクセス」 DNSサーバに高負荷 最大約408万件に影響
-
4
ドコモSMTBネット銀で障害 「着金しない」「給料日にやめて」と悲鳴【復旧】
-
5
イーロン・マスク氏のドキュメンタリー映画「MUSK」の予告編広告、YouTubeとMetaが一時拒否から一転承認 Xは応じず
-
6
Google、リアルタイムで表情豊かに話すAIアバター「Gemini 3.8 Live with Live Avatar」提供開始 画像1枚で独自アバターも
-
7
Microsoft、「Copilot」を刷新 「仕事のための新しいOS」とナデラCEO
-
8
パナソニックが市販カーナビ生産終了へ 30年以上の歴史に幕、スマホナビの普及など受け
-
9
顔面に電気を流すと記憶力アップ? あごにパッチ電極を貼り人間で実験、結果は……
-
10
映画「SEKIRO」にホロリときたマンガ家、賛否両論の“原作ゲーム改変”が悪くないと思った理由とは?
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR