イーレッツは、USBバスパワー駆動の超音波浄水加湿器「キリーポッターIII」を1月中旬に発売する。オープン価格で、実売予想価格は9800円前後。同社によると、USBバスパワー駆動の加湿器は世界初。
フィルターで浄水した水を135KHzで振動させて噴霧、前方40センチ以内を5−15%加湿できる。サイズは76(幅)×127(高さ)×79(奥行き)ミリと小型で、重さは200グラム。PCのそばで使用する場合は、霧が直接当たらないようにする必要がある。
前モデル(関連記事を参照)はACアダプタ動作で実はPCとは無関係。「PC画面を長時間見ると目が乾く→加湿器が必要」という、“風が吹けば桶屋が儲かる”的ロジックで無理やりPC関連製品をうたっていた。「ATX電源で駆動させるためのオプションケーブルも用意していたが、購入者はゼロだった」(同社)。
今年はUSBバスパワー駆動となってPCに正式対応。立派に周辺機器の仲間入りを果たした。色は「II」のブルーからグリーンに変更した。
加湿するとドライアイや乾燥肌を防げるほか、「SARS病原体のコロナウイルスも乾燥を好む」(同社)とのことで、SARS予防にもうってつけだとか。「超高性能イオン交換樹脂フィルター」を採用し、霧とともにマイナスイオンも発生するという。
「I」は映画「ハリーポッター」シリーズ第1作公開後に、「II」は第2作公開前日に発表された。第3作は今年6月公開予定で、「ついに映画の公開を大幅に追い抜いた」(同社)。ただし同製品と映画は無関係。
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