世界第3位のG5スーパーコンピュータを手に入れる方法

» 2004年02月12日 20時37分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Power Mac G5をベースにしたVirginia Techのスーパーコンピュータは既にMac愛好家の中では伝説になっている。通販業者MacMallの手により、その一部を所有することが可能になった。同社ではSystem Xとして知られているスーパーコンピュータ、Terascale Computing Facility(というよりはBig Macの愛称で親しまれている)で使われていたPower Mac G5の再生品を販売する広告を掲載している。

 「歴史の一部を手に入れよう」というキャッチコピーがVirginia TechのロゴとともにMacMallのホームページに掲載されている。「Virginia Techのスーパーコンピュータに使われ、Appleが再生したPower Mac G5 2GHz (Dual Processor)を買おう」と、そのコピーは続けている。

 Virginia TechはSystem Xに使うマシンをデスクトップPower Mac G5から、Xserve G5に切り替えた。Xserve G5は、Macworld Expoで発表され、最近発売されたばかりの1Uラックマウントサーバで、Power Mac G5と共通のバス機能を持っている。デスクトップからラックマウントに変更したことにより、もともと使われていたデスクトップシステムはどうなるのか、成り行きが注目されていたが、その謎がここで明らかになった。

 Virginia TechのSystem Xは、2003年に1100台のPower Mac G5 2GHzデュアルプロセッサ・デスクトップシステムを組み合わせて構築された。これはスティーブ・ジョブズCEOみずからMacworld Expo/San Franciscoの基調講演で認めて謝罪したとおり、組み立てられたばかりの初期ロット製品であり、Power Mac G5をすぐに手に入れたい人たちの犠牲のもとに、Virginia Techで使われることになった。

 System Xは昨年11月、世界最速のスーパーコンピュータのトップ500リストで第3位となり、大旋風を巻き起こした。System Xは同クラスのシステムと比べるとわずかなコストで構築されており、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)におけるPower Mac G5とAppleの評価を大いに高めた。

 MacMallが販売している2.0GHz Power Mac G5システムは、1GバイトのDDR SDRAM(512Mバイトメモリカード×2)、160GバイトのATAドライブ、SuperDrive、ATI Radeon 9600 Proグラフィックプロセッサ、Gigabitイーサネット、USB 2.0ポート×3、USB 1.1ポート×2、FireWire 400ポート×2、FireWire 800ポート×1、AirPort Extremeカードスロット、モデムなし、という仕様。要するに、Power Mac G5 Dual 2GHzのシステムで、メモリを512Mバイトから1Gバイトに増設したものだ。

 MacMallはVirginia Tech Power Mac G5の再生品の価格を2799ドルとしており、これは同社が扱っている新製品の同等品より200ドル安い(リベート適用後)。詳細については同社のウェブサイトで。MacMallでは、Virginia Tech G5はAppleが直接再生したものだとしているが、同社のウェブサイトには在庫台数や出荷時期については書かれていない。

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