コンピュータの埃に有害物質

» 2004年06月04日 08時38分 公開
[ITmedia]

 家庭やオフィスで日常的に使っているコンピュータには、人体に有害な化学物質を含む埃が付着している――。コンピュータ関連の健康問題を調査しているClean Production Action(CPA)とComputer TakeBack Campaign(CTBC)が全米で行った調査を基に、こんな報告書をまとめた。

 調査では米8州の大学や政府機関事務所、博物館、学校などのコンピュータから、CPUとモニタに付着した埃のサンプル16種を採取、有害物質の含有状況を調べた。その結果、全サンプルから人体に有害な臭素化難燃剤(BFR)を検出。特に、エレクトロニクス業界で防火材料として広く使われているボリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)が最も高いレベルで検出された。

 コンピュータを発生源として、家庭やオフィス、学校などではPBDEを含む埃にさらされていると報告書は結論。これらの化学物質は有害性が実証されており、PBDEは長年の間に体内に蓄積される物質であることから、少量でもさらされるのは問題だと指摘している。

 報告書によれば、この問題はコンピュータメーカーがもっと安全な物質を使うことで回避できるといい、米国政府や州政府に対し、PBDEの段階的な使用禁止を優先課題とし、BFRに代わって安全な物質の使用を義務付けるべきだと提言している。

関連キーワード

健康 | オフィス(事務所)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月06日 更新
  1. アイオーデータの価格改定、一部モデルは25万円超の大幅値上げに (2026年08月05日)
  2. Razer印のバックパック「Rogue Backpack V4」は、タフで収納力バツグン ゲーマーじゃなくても欲しくなる (2026年08月05日)
  3. 「人主導」から「自律実行」へ――進化する「Microsoft 365 Copilot」の新機能とエージェントAIの現在地 (2026年08月04日)
  4. テプラ、PC接続にも対応したラベルプリンタ「テプラ PRO」新モデル (2026年08月03日)
  5. Wacom「Cintiq Pro」に迫る実力 27型4K/120Hzで約30万円のXPPen「Artist Pro 27(Gen 2)」でお絵描きして分かった魅力と妥協点 (2026年08月05日)
  6. 10万円台で手に入る、理想の座り心地 電動サポート&ストレッチ機能が魅力のエルゴノミクスチェア「LiberNovo Omni Gen」を試す (2026年08月04日)
  7. Ryzen 7 H255/24GBメモリ/1TBストレージのミニPC「ACEMAGIC F5A」がタイムセールで41%オフの10万6998円に (2026年08月05日)
  8. Windows 11は8GBメモリでも快適に使えるようになる? 品質向上への取り組みと「26H2」に向けた中間報告 (2026年08月03日)
  9. PC市場の逆風下でMicrosoftが仕掛ける“サプライズ”とは? 2026年後半のSurface新製品を予想する (2026年08月04日)
  10. 新GPU「Radeon RX 9050」が登場するもアキバの反応は静か――2026年8月最新パーツ事情 (2026年08月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー