最新3Dゲームも快適に動作するフラッグシップノート――Endeavor NT7100Pro(1/2 ページ)

» 2004年06月11日 16時09分 公開
[平澤寿康,ITmedia]

前モデルをベースにパワーアップを実現

 Endeavor NT7100Proは、前モデルとなる「Endeavor NT7000Pro」をベースとして、さまざまなパワーアップを施したマシンだ。グラフィック機能のパワーアップに加え、搭載CPUも強化されている。

Endeavor NT7100Pro

 Endeavor NT7100Proに搭載可能なCPUは、従来モデルでも選択可能だったPentium M 1.50GHzおよび1.60GHzに加え、Dothanコア採用の最新Pentium Mである、Pentium M 735(1.70GHz)およびPentium M 745(1.80MHz)、そしてPentium M 755(2GHz)が新たにラインナップされた。GPUの強化とも相まって、Endeavor NT7100Proは非常に高いレベルでのパフォーマンスが実現されている。

 基本スペック以外の仕様は前モデルがほぼそのまま踏襲されている。メインメモリは標準で256Mバイト搭載され、最大2Gバイトまで増設可能。HDDは最大80Gバイトまで搭載可能となっている。

 ネットワーク機能は、標準で1000BASE-T対応の有線LAN機能が搭載され、さらにオプションでIEEE 802.11a/b/g対応の無線LAN機能も選択可能となっている。

 本体右側面には「モジュラーベイ」と呼ばれるドライブベイが用意され、光学式ドライブや増設用HDDなどを取り付けられる。光学式ドライブは、CD-ROMドライブやCD-RWドライブに加え、DVD+-R/RWへの書き込みが可能なDVDマルチドライブの選択も可能だ。

 本体左側面には、CardBus対応のPCカードスロット(TYPE II×1)、SDメモリーカード、MMC、メモリースティックに対応する「3in1メモリスロット」、IEEE1394コネクタ、LANコネクタなどが用意される。また背面には、フルサイズの外部ディスプレイ出力コネクタ、パラレルポート、4ポートのUSB2.0コネクタ、Sビデオ出力端子が配置される。

本体右側面には「モジュラーベイ」と呼ばれるドライブベイが用意され、光学式ドライブや増設用HDDなどを取り付けられる
本体左側面には、モデム、LANコネクタ、IEEE1394コネクタ、CardBus対応のPCカードスロット(TYPE II×1)、3in1メモリスロットなどが用意される
背面に配置されるコネクタ類。パラレルポート、外部ディスプレイ出力コネクタ、Sビデオ出力端子、4ポートのUSB2.0コネクタ

 搭載される液晶ディスプレイは、15.4インチWSXGA+(1680×1050ドット)のTFTカラー液晶、15.4インチWXGA(1280×800ドット)のあざやか液晶、さらに15インチSXGA+(1400×1050ドット)のTFTカラー液晶の3種類から選択可能だ。

 このうちWXGAのあざやか液晶は、表面がグレア処理されたいわゆる“つやつや”液晶だが、600:1という非常に高いコントラスト比が実現されており、DVD-Videoを再生させた場合でも鮮やかで美しい映像を楽しめる。ちなみに、15.4インチのWSXGA+またはWXGA液晶を選択した場合には、液晶ディスプレイ下部にステレオスピーカーが配置されることになる。

 キーボードは、キーピッチ19ミリのフルサイズキーボードが搭載されている。不規則なキーピッチや変則的なキー配列はなく、ストロークも3ミリと深く、非常に扱いやすい。また、ポインティングデバイスのタッチパッドも、スクロール用の専用ボタンが用意され、こちらも申し分ない操作性が確保されている。

キーピッチは19ミリ。不規則なキーピッチや変則的なキー配列はなく、ストロークも3ミリと深く、非常に扱いやすい
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. わずか237gとスマホ並みに軽いモバイルディスプレイ! ユニークの10.5型「UQ-PM10FHDNT-GL」を試す (2024年04月25日)
  3. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  4. 「Surface Go」が“タフブック”みたいになる耐衝撃ケース サンワサプライから登場 (2024年04月24日)
  5. QualcommがPC向けSoC「Snapdragon X Plus」を発表 CPUコアを削減しつつも圧倒的なAI処理性能は維持 搭載PCは2024年中盤に登場予定 (2024年04月25日)
  6. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  7. アドバンテック、第14世代Coreプロセッサを採用した産業向けシングルボードPC (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. AI PC時代の製品選び 展示会「第33回 Japan IT Week 春」で目にしたもの AI活用やDX化を推進したい企業は要注目! (2024年04月25日)
  10. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー