OpenAIが「GPT-5.5」を発表/GeminiのチャットでWordやExcel、PDFファイルなどを生成可能に:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)

» 2026年05月03日 06時00分 公開
[山本竜也,ITmedia]

 うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、4月26日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

OpenAIが「GPT-5.5」を発表 「Microsoft 365 Copilot」などでも利用可能に

 OpenAIは4月23日、最新の大規模言語モデル「GPT-5.5」を発表した。同日からChatGPTおよびコーディング支援ツール「Codex」で展開を開始し、APIは24日から提供している。利用可能なのは有料プランのPlus、Pro、Business、Enterpriseユーザーに限られる。27日には、Microsoftも「Microsoft 365 Copilot」への組み込みを発表した。

photo OpenAIがGPT-5.5を発表。Microsoft 365 Copilotでも利用できる

 OpenAIによれば、GPT-5.5はコードの記述/デバッグ/オンラインリサーチ/データ分析/ドキュメントやスプレッドシートの作成/ソフトウェア操作/複数ツールをまたいだタスク遂行に優れるという。同社は「全ての手順を細かく管理する代わりに、整理されていない複雑なタスクでもGPT-5.5に任せることができます。GPT-5.5は自ら計画を立て、ツールを活用し、結果を確認しながら、不確実な状況にも対応して作業を進め続けます」と説明しており、エージェントによるコーディングやコンピュータ操作、ナレッジワーク、初期段階の科学研究での性能向上を強調する。

 処理速度はGPT-5.4と同等を維持しつつ、より高い知能を実現したという。Codexタスクでは同等の作業を完了するのに必要なトークン数も大幅に削減されており、Artificial AnalysisのCoding Indexでは、競合フロンティアコーディングモデルの半分のコストで最先端の知能を提供すると主張している。

 セーフガード面では、サイバー悪用を抑止するためのより厳格な分類器を導入した。リリース前には200近い早期アクセスパートナーからのフィードバックも収集したとしている。

 一方、Microsoftは「Microsoft 365 Copilot」での「GPT-5.5 Thinking」と「ChatGPT Images 2.0」の提供開始を発表した。GPT-5.5 Thinkingは、Copilot Studioのアーリーリリースサイクル環境で「GPT-5.5 Reasoning」として利用可能となり、Copilot Chat、Word、Excel、PowerPointを含むMicrosoft 365 Copilot全体に順次展開する。ChatGPT Images 2.0はCopilot in PowerPointから提供を開始し、Copilot Chatにも近日対応予定だ。

GeminiのチャットでWordやExcel、PDFファイルなどを生成可能に

 Googleは4月29日、「Gemini」アプリにおいて、チャット内でプロンプトを入力するだけでPDFやWord、Excelなど各種ファイルを直接生成やダウンロードが可能になる機能を追加した。

photo GeminiアプリでWordやExcel、PDFなどの生成が可能になった

 今回のアップデートにより、これまで必要だったコピー&ペーストや再フォーマットの手間が省け、Geminiアプリを離れることなくブレインストーミングから完成ファイルまでを一気通貫で進められるとしている。

 Googleは活用例として、予算案をMicrosoft Excel(.xlsx)形式でエクスポートしたり、断片的なアイデアを箇条書きのドラフトにまとめたり、長いやりとりを1枚のPDFやMicrosoft Word(.docx)に統合したりするケースを挙げている。

 対応フォーマットは、Google Workspaceファイル(Docs/Sheets/Slides)、.pdf/.docx/.xlsx/.csv/LaTeX/プレーンテキスト(TXT)、リッチテキスト(RTF)/Markdown(MD)だ。多くのフォーマットでは端末への直接ダウンロードに加え、Google Driveへのエクスポートにも対応する。

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