ICH6の不具合によりマザーボード回収、という衝撃のニュースが伝えられた翌日、アキバの各ショップからは「Intel 925X」「Intel 915G/P」マザーボードが姿を消した。その代わりに主役となって並んでいたのは、Intel 865PEやIntel 875Pといった、本来ならば「一世代前」のマザーボード。加えてAthlon系のマザーがやけに目立つ。
26日には、ASUSTeKとMSIという、2大ベンダーがアキバでイベントを開いていたのだが、「イベント会場の設営中に連絡が入りまして、イベントの準備に加えて回収作業の手配もしなければならず大変でした。ほとんど寝ていません」(あるベンダー関係者)と、いきなり飛び込んだニュースに、ベンダーも戸惑いを隠しきれないようだった。
ただし「すでに代理店経由での回収はほぼ終了していますし、来週の半ば過ぎには、チェックの終了したマザーボードが順次、店頭に並びます」(あるベンダー関係者)とのことなので、長期間姿を消す、といったことにはならない見込みだ。
なお、ショップブランドパソコンとしてIntel 925/915マザー搭載マシンを販売しているドスパラ秋葉原本店では、「Magnate SD」「Monarch SW」「Monarch LD」の販売が引き続き行われていた。
ドスパラによれば「ショップの方で動作チェックをしているため、全く問題ない」とのこと。万が一不具合が出た場合でも、1年保証、3年保証といった制度に基づいて、修理などの対応をするそうだ。
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