操作系はベースとなった銀塩一眼レフ「α-7」でおなじみのダイヤル&レバー方式を継承し、銀塩ユーザーがスムーズに移行できるようにした。独立した露出補正ダイヤルやホワイトバランスレバーは重宝するだろう。
目を引くのは背面の大型液晶ディスプレイ。2.5インチ/20.7万画素で撮影画像やヒストグラムの確認が容易になる上、サムネイル表示時も各画像が大きく、選びやすい。
この液晶ディスプレイを活かしたのが、α-7から受け継いだ「ナビゲーションディスプレイ」だ。これは撮影モードやシャッター速度・絞り値、露出補正値、画質モードなどをすっきりレイアウトして表示してくれる。縦位置にすると自動的に表示し直してくれる上、いざ撮影時にファインダーに目を近づけると、αシリーズ伝統のアイスタートセンサーが検知して液晶をオフ。ちゃんと電力消費も抑えてくれる。
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