「正直、EOSに勝った」──「α-7 DIGITAL」が来た(3/3 ページ)

» 2004年09月15日 21時33分 公開
[小林伸也,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

コニカとミノルタの融合成果

 軍艦部には「KONICA MINOLTA」ロゴ。旧コニカと旧ミノルタの統合の成果は、α-7 DIGITALにも注ぎ込まれている。

 まず画像処理技術「CxProcess III」。フィルムメーカーのコニカと、プロ用カラーメーターとカメラ技術を持つるミノルタの技術を結集して改良した。例えばオートホワイトバランス制御では、測色技術に基づく色温度推測アルゴリズムにより「印象的な色再現」が可能になったという。

 また作画機能として搭載したのは「ゾーン切り替え機能」。アンセル・アダムスとハッセルブラッドを思い起こさせる名称だが、この機能を活用すれば、ハイライト部やシャドウ部の階調や質感を残しつつ、描写意図通りの結果を得ることができるようになるという。

 例えば真っ白なウエディングドレス。普通に撮影すれば白飛びしてしまう領域も、微細な階調を残しながら、純白を表現できるハイライト仕上げが可能だという。薄暗い室内といったローキーなシーンでも、黒い被写体の質感をノイズレスで表現することができるという。

 別売りの画像処理ソフト「DiMAGE Master」(11月下旬発売、1万8500円)では「3次元ルックアップテーブル色変換方式RAW画像エンジン」を搭載。現像時に正確な色再現が可能になっている。各種色空間の設定や、ICCプロファイルによるカラーマネジメント、RAW画像から直接プリンタの色空間へ変換するプリント機能なども備えた。対応OSはWindows 2000/XPとMac OS X 10.1.3以降。

同時発売のレンズも買い

 オプションの専用縦位置グリップ「VC-7D」(2万5000円)を装着すれば、グリップ感とバランスが向上。縦位置専用のレリーズボタンや2つのダイヤル、AEロックボタンなども装備している。

 さらに専用リチウムイオン充電池を2本同時に装着できるようになる上、単3形ニッケル水素充電池も使用可能になる。

photo VC-7Dをα-7 DIGITALに装着したところ(上)、α-7 DIGITALの常用レンズになりそうな17−35ミリF2.8−4(左下)、28−75ミリF2.8

 忘れてはいけないのが同時発表のレンズ「AFズーム 17−35ミリF2.8−4(D)」「AFズーム 28−75ミリF2.8(D)」の2本だ。

 それぞれ大口径ズームながら、価格は17−35ミリが6万8500円、28−75ミリが5万6000円とコストパフォーマンスが高い。α-7 DIGITALのファインダーをさらに明るくしてくれる常用レンズとして活躍しそうだ。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月31日 更新
  1. ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も (2026年05月29日)
  2. 「実は社長を狙ってました(笑)」──元日本MS幹部が語るグーグル・クラウドへ移籍した理由と「伸び代しかない」日本のAI市場の今後 (2026年05月27日)
  3. 片手で持てる55万円の超ハイスペックミニPC「MINIX ER939-AI」が登場! 夏向け冷却台の新製品も (2026年05月30日)
  4. デスクワークの疲労を“電動ストレッチ”でリセット 座面にファンを内蔵した次世代ワークチェア「Omni Pro」や大柄な人向け専用モデルがLiberNovoから (2026年05月30日)
  5. 鉄道運転シミュレーターが楽しくなる! 「ズイキマスコンPRO」(クラファン版)を買って使ってみた (2026年05月29日)
  6. スマートウォッチとの“2台持ち”がはかどる! 約12gで画面レスの「Google Fitbit Air」とパーソナルAIコーチの実力を試す (2026年05月26日)
  7. 6台の機器を同時に急速充電できる「Anker Charger (112W, 6 Ports, GaN)」がセールで20%オフの3990円に (2026年05月29日)
  8. 所有しているのに、手元にないように感じる不思議さ ミニスパコン「NVIDIA DGX Spark」と過ごした1カ月 (2026年05月27日)
  9. 一部PCでWindows 11(バージョン 24H2/25H2)で5月のセキュリティ更新をインストールできない事象 今後の更新で解消予定(暫定回避策あり) (2026年05月26日)
  10. ロジクール、エルゴデザイン筐体を採用したスタンダードワイヤレスマウス (2026年05月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年