RAWデータ取り扱いにも対応した高機能画像編集ソフト――Paint Shop Pro 9(2/3 ページ)

» 2004年11月02日 12時00分 公開
[柳谷智宣(アバンギャルド),ITmedia]

履歴パレットで自由自在にレタッチ操作を試せる

 作業した履歴を管理する「履歴パレット」の採用もポイントの一つだ。履歴パレットは、行った作業と操作を自動記録しておくことで、過去にさかのぼって特定の行程の作業をやり直せる機能。ある程度進行してしまった操作でも、新たに何度でもやり直すことができるため、イメージ通りの画像へ仕上げるのに活躍してくれるだろう。

photo 履歴パレット

 また、履歴に残っている作業工程の一部を切り出して、それをスクリプトとして保存しておくこともできる。大量の画像を同じ効果と設定で、あるいは画像サイズや保存フォーマットの置換をするといった一括修正ができ、手間を大幅に軽減してくれる。

photo 作成したスクリプトはプルダウンメニューから簡単に実行できる。

トレースオプションで、誰でもアーティスティックなCG作成ができる

 Paint Shop Pro 9には写真のレタッチだけでなく、優れたペイント機能も搭載する。ただしこの類の機能は、絵心がないユーザーには写真に落書きするなどしか使い道がなかったこととも思われる。

 そんなユーザーに試してもらいたいのが「トレースオプション」機能だ。この機能は、下絵となる写真の上にペイントしながら色を重ねていくことで、写真をあたかも絵画のような作品に仕立てあげることができるものだ。

 絵筆ツールも、油絵ブラシやチョーク、パステルなどの種類が用意され、さまざまなタッチで描いていくことも可能だ。そのツールバーの右端にある「トレース」というチェックボックスにチェックすればOKである。

photo 写真からトレースで描いたバラの絵

 また、「ミキサーパレット」という機能もある。これは実際にパレットの上で、複数の絵の具を混ぜるようにして色を作り出せるというもので、よくあるデジタル的な色指定方法とは異なる、いかにも絵画風で気分が乗ってきそうなものとなっている。

photo パレットで色を混ぜ合わせるように色作成ができる「ミキサーパレット」機能

多彩なフィルタを活用して、こだわりの写真作品を作り上げる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年08月22日 更新
  1. 文字起こしと要約がずっと無料のAIボイスレコーダー「Comu Action Pro」発売 9月20日まで2万9800円 (2026年08月20日)
  2. 総メモリ748GB、AI性能20PFLOPS! デルがGB300搭載のワークステーション「Dell Pro Max with GB300」を発売 (2026年08月20日)
  3. 全部入りの「Rokid」か、特化型の「Even G2」「Ray-Ban Meta」か? 注目スマートグラス3製品を徹底比較 (2026年08月21日)
  4. “23万円台の最新Let's note”を自らの手で組み上げる! パナソニック コネクト「手づくりレッツノート工房2026」体験記 (2026年08月21日)
  5. ゼンハイザーがaptX Adaptiveをサポートし、ユーザー自身でバッテリー交換も可能になった高性能ワイヤレスイヤフォン「MOMENTUM True Wireless 5」 (2026年08月20日)
  6. 上下2画面で21型相当の圧倒的作業領域! 実売約7万円で手に入るサンコーの2画面モバイルディスプレイを試す (2026年08月20日)
  7. ビジネスシーンにもなじむチタンボディー! 本格ランウォッチ「Amazfit Cheetah 2 Pro」を日常使いしてみた (2026年08月19日)
  8. EIZO、航空管制業務用の32型4K液晶ディスプレイ (2026年08月21日)
  9. ロジクールのワイヤレストラックボールマウス「MX ERGO S」がセールで18%オフの1万6091円に (2026年08月21日)
  10. サンワ、USBハブ+引き出しを備えたディスプレイ台 (2026年08月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー