HDDトラブルによるデータロスを未然に防げ――PCUPdate流データバックアップのススメ(2/2 ページ)

» 2005年01月05日 00時00分 公開
[ITmedia]
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重要度に合わせたバックアップが可能

 このように簡単にバックアップができるのは手軽でよいが、データによっては重要度の低いものもあり、無用に大きなファイルをバックアップされては困るときもあるだろう。オートセーブ2では、アプリーケーションやサイズ別、バックアップを行うドライブの指定と細かなマニュアル設定も行える。

 なお手動バックアップも行えるが、基本的には保存・修正のタイミングでバックアップするため、通常のバックアップソフトと違い、スケジュールバックアップはない。

画像 バックアップから除外する設定を指定できる
画像 バックアップを行うアプリケーションの設定ができる

 オートセーブ2におけるリストア機能だが、履歴を考えた復元が可能となっている。最新のデータを一気に復活させるのが基本で、これを利用すればHDDの故障時に威力を発揮するが、それ以外に「最新でない○世代前のデータ」を個別に取り出すことができる。

 修正をしたつもりで重要なデータを消してしまったり、必要なファイルを消去してしまったような重大な人為ミスも、履歴付のバックアップで復帰できるのがうれしい。

画像 リストアの基本はウィザード形式だ。フォルダ単位ファイル単位でも指定できる
画像 何がバックアップされているかはツリービューで細かくチェックできる
画像 個別ファイルのプロパティでは保存履歴も表示され、選択した古いファイルを復活させることができる。この画面では16日に内容の大幅な削除を行っているが、15日のファイルを使えば復活できる

イメージバックアップとの併用で効果アップ

 以上、紹介してきたように、オートセーブ2はファイル自体の変更を検知して差分保存してくれたり、履歴をたどった復活が可能なため、ユーザーが何も気にしないで手軽にバックアップできるツールなのだ。これまで利用してきたHDDのイメージをそのままバックアップしてくれる「イメージバックアップツール」と併用すれば、さらにデータが保護できることになるだろう。

 なお、オートセーブ2では、デフォルト設定以外にも細かく設定できるのだが、まずは標準設定で使うほうがよいだろう。標準では、プログラムやテンポラリ関係のファイルはバックアップしないようになっているので十分だ。特に重要度が高いファイルをバックアップしたい場合は、アプリケーション単位、あるいはデータが含まれているフォルダ単位に設定するとよいだろう。

 標準設定で注意したいのは、ZIPやLZHなどの圧縮ファイルと、10Mバイト以上のファイルはバックアップ対象に含まれていないことだ。また、24時間以内の更新は履歴として保管されず、履歴も5世代となっている。これらはバックアップサイズを減らすのには有効なので標準設定としては正しいと思うが、バックアップが必要なファイルサイズが大きいユーザーならばカスタム設定を使用して設定の修正を行うのがよいだろう。なお、バックアップされているファイルは「バックアップの参照と各種ツール」によって確認することができる。

画像 カスタムセットアップで見ると10Mバイト以上のファイルは原則バックアップされない
画像 同じく履歴は5世代、24時間の更新は上書き、バックアップ領域上限なしだ。これらを修正することによって無用なバックアップを減らして使いやすくすることができる

 ただし、CD-R/RWや記録型DVDドライブへのバックアップは、容量制限を行ったバックアップセットという形でHDDに保存されているのみなので、別途ライティングソフトが必要となることに注意したい。

 従来のイメージバックアップでは復旧できなかった「ちょっと前のデータ」、「数回前に消したデータ」の復旧が行え、また、データバックアップを意識せずにできるのがオートセーブ2の真骨頂だ。重要なファイルを扱うSOHO環境だけでなく、家庭でも活躍するだろう。

 なお、旧バージョンは9800円であったが、オートセーブ2は7800円となり、さらに限定5000本の「特価キャンペーン」(5800円)と、イメージバックアップツールのユーザーを対象とした1000本限定の「優待キャンペーン」(4800円)を実施中だ。

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