5メガ12倍で手ぶれ補正付き――コニカミノルタ「DiMAGE Z5」

» 2005年02月02日 15時15分 公開
[ITmedia]

 コニカミノルタフォトイメージングは2月2日、デジタルカメラ「DiMAGE」シリーズの新製品として有効500万画素の光学12倍ズーム機「DiMAGE Z5」を発表した。2月18日から発売する。価格はオープンで、市場予想価格は6万円前後になる見込み。

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 DiMAGE Z5は、昨年7月に発表した4メガピクセルの光学12倍ズーム機「DiMAGE Z3」の後継機種。Z3同様にCCDシフト方式の手ぶれ補正機構「Anti-Shake」を搭載。焦点距離35〜420ミリ相当(35ミリ判換算)の広い撮影領域を可能にした光学12倍ズームに、1/2.5型有効約500万画素の高画素CCDを組み合わせた。AD(異常分散)ガラスを使用した7群11枚の「GT APOレンズ」を採用。

photo CCDシフト方式の手ぶれ補正機構「Anti-Shake」を搭載

 また、液晶モニタを大型化。Z3の1.5インチから2インチと大きくなり、撮影時のフレーミングや撮影画像の確認がしやすくなった。サイズは108.5(幅)×80(高さ)×84(奥行き)ミリ、重さは約340グラム(電池、メディア別)。ボディカラーはブラックとシャンパンシルバーがラインアップされる。

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photo ボディカラーはブラックとシャンパンシルバー

 クラス最速の「ジェットAF」を搭載。フォーカス時間が広角側で約0.2秒、望遠側でも約0.3秒という高速AFを可能にしたほか、被写体の動きを先読みしてピントを制御する「動体予測フォーカス制御機能」も備えた。

 Z3でも好評だった手ぶれ補正機能を生かしたVGA(640×480ピクセル)・30fpsの強力な動画性能は継承。メモリーカードの容量いっぱいまで動画記録ができる「ロングムービー」や、本体での動画編集機能など充実した動画機能を装備した。

 DiMAGE Z5の主な仕様は以下の通り。

商品名 DiMAGE Z5
撮像素子 1/2.5型有効約520万画素インターラインCCD(原色フィルター付き)
レンズ 光学12倍ズーム(10群13枚)
焦点距離 5.83‐69.9mm(35mm判換算で35‐420mm相当)
開放絞り値 F2.8‐F4.5
マクロ 1センチ(スーパーマクロモード時)
デジタルズーム 最大4倍
ISO感度 オート、ISO 50、100、200、320相当
ホワイトバランス オート、プリセット(昼光/白熱灯/蛍光灯/曇天/フラッシュ)、カスタム設定
シャッター CCD電子シャッターと電子制御メカニカルシャッター併用
シャッター速度 4〜1/1000秒
記録画像形式 静止画:JPEG、動画:Motion JPEG
記録媒体 SDメモリーカード、MMC
記録画素数 2560×1920、2048×1536、1600×1200、640×480ピクセル
ファインダー形式 電子ビューファインダー
液晶モニター 2インチTFT液晶(約11.4万画素)
AF部フォーカス方式 映像AF方式
動画撮影 640×480ファイン/640×480スタンダード/320×240スタンダード(30fps/15fps)
電源 単3形電池(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池)×4
サイズ 108.5(幅)×80(高さ)×84(奥行き)ミリ
重さ 約340グラム(電池、記録メディア別)
実売価格 6万円前後
発売時期 2月18日

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