コニカミノルタフォトイメージングは2月2日、デジタルカメラ「DiMAGE」シリーズの新製品として有効500万画素の光学12倍ズーム機「DiMAGE Z5」を発表した。2月18日から発売する。価格はオープンで、市場予想価格は6万円前後になる見込み。
DiMAGE Z5は、昨年7月に発表した4メガピクセルの光学12倍ズーム機「DiMAGE Z3」の後継機種。Z3同様にCCDシフト方式の手ぶれ補正機構「Anti-Shake」を搭載。焦点距離35〜420ミリ相当(35ミリ判換算)の広い撮影領域を可能にした光学12倍ズームに、1/2.5型有効約500万画素の高画素CCDを組み合わせた。AD(異常分散)ガラスを使用した7群11枚の「GT APOレンズ」を採用。
また、液晶モニタを大型化。Z3の1.5インチから2インチと大きくなり、撮影時のフレーミングや撮影画像の確認がしやすくなった。サイズは108.5(幅)×80(高さ)×84(奥行き)ミリ、重さは約340グラム(電池、メディア別)。ボディカラーはブラックとシャンパンシルバーがラインアップされる。
クラス最速の「ジェットAF」を搭載。フォーカス時間が広角側で約0.2秒、望遠側でも約0.3秒という高速AFを可能にしたほか、被写体の動きを先読みしてピントを制御する「動体予測フォーカス制御機能」も備えた。
Z3でも好評だった手ぶれ補正機能を生かしたVGA(640×480ピクセル)・30fpsの強力な動画性能は継承。メモリーカードの容量いっぱいまで動画記録ができる「ロングムービー」や、本体での動画編集機能など充実した動画機能を装備した。
DiMAGE Z5の主な仕様は以下の通り。
商品名 | DiMAGE Z5 |
---|---|
撮像素子 | 1/2.5型有効約520万画素インターラインCCD(原色フィルター付き) |
レンズ | 光学12倍ズーム(10群13枚) |
焦点距離 | 5.83‐69.9mm(35mm判換算で35‐420mm相当) |
開放絞り値 | F2.8‐F4.5 |
マクロ | 1センチ(スーパーマクロモード時) |
デジタルズーム | 最大4倍 |
ISO感度 | オート、ISO 50、100、200、320相当 |
ホワイトバランス | オート、プリセット(昼光/白熱灯/蛍光灯/曇天/フラッシュ)、カスタム設定 |
シャッター | CCD電子シャッターと電子制御メカニカルシャッター併用 |
シャッター速度 | 4〜1/1000秒 |
記録画像形式 | 静止画:JPEG、動画:Motion JPEG |
記録媒体 | SDメモリーカード、MMC |
記録画素数 | 2560×1920、2048×1536、1600×1200、640×480ピクセル |
ファインダー形式 | 電子ビューファインダー |
液晶モニター | 2インチTFT液晶(約11.4万画素) |
AF部フォーカス方式 | 映像AF方式 |
動画撮影 | 640×480ファイン/640×480スタンダード/320×240スタンダード(30fps/15fps) |
電源 | 単3形電池(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池)×4 |
サイズ | 108.5(幅)×80(高さ)×84(奥行き)ミリ |
重さ | 約340グラム(電池、記録メディア別) |
実売価格 | 6万円前後 |
発売時期 | 2月18日 |
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