“PC録画派”のための1つのカタチ――カノープス「MTVX2005」「MTVGA 9550L」を同時に試すキャプチャーカード(3/5 ページ)

» 2005年04月13日 11時00分 公開
[池紀彦,ITmedia]

VHSキャプチャーユーザーには大きなメリット「TBC機能」

 続いてNEC製エンコーダに変更されたことで新たに搭載された「TBC機能」も試してみた。これは主にVHSデッキなどからのやや劣化しがちなソースのキャプチャー時に用いる。従来モデルのMTVX2004で取り込んだ同映像と比べると、VHS独特のもやっとした感じがなくなり、かなりクリアにキャプチャーできた。ノイズリダクション機能も併用したが、それにしてもTBC機能の効果の大きさはかなり実感することができた。

photo TBC有効(左)/無効(右)時の違い。TBC機能を無効にした場合は、VHS特有の歪みが映像上部に発生してしまう。TBCを有効にすると、そういった歪みもなくきれいにキャプチャーできた。もちろんいくらTBCがあっても、ソースとなるVHSテープの状態にもよるが、TBCの効果は予想以上に大きい

 録画済み番組の再生時におけるUIもややリニューアルされた部分だ。当然ながらリモコンでの操作も快適だが、マウスでの操作もホイールを活用することでかなり快適にファイルの選択が行えるようになっている。

 それ以外の機能としては、音楽ファイルの再生、CD/DVD再生、画像ファイルの閲覧機能やネットワーク機能を備えており、これら機能もメニュー上から選択することで簡単に使える。

photo 録画した番組は、MCE2005のようなよくあるメディアライブラリソフト風のインタフェースにて、すべて「VIDEO」メニューの画面から参照できる
photo マウスで操作している場合には、ここでの操作以外にも詳細設定時に選択可能な「Media Library」を使うことでも録画番組の管理が行える

 MTVX2005では複数のMTVXシリーズとの組み合わせにより、複数番組の同時録画も可能になっている。標準設定では自動的にデバイスを割り振るので、番組が重なっていても接続したボードの数までなら気にせずどんどん予約設定が行える。

photo MTVX2005と前モデルのMTVX2004の2枚で試してみると、このように表示される。同カードを複数枚差しした場合には、デバイス名の後に連番数字が付帯され、識別が可能な状態で表示する

 前述の通りFEATHER2005は、MTVX2005搭載PC以外にもう1台のPC用のライセンスが付属する。これによりFEATHER2005をMTVX2005を設置したPC以外、例えば別の部屋の無線LAN接続されたノートPCなどにインストールすることができ、MTVX2005を搭載しているPCを経由して、LAN接続された別のPCでもTV視聴や録画済み番組再生が行える。

 利用方法も簡単で、事前に詳細設定にてグループ名を設定しておくことで、ネットワーク機能を選択した時に同グループ名のPCの中から自動でMTVX2005搭載PCを検索、あとはそのPCを選択するだけといった感じだ。MTVX2005の機能のうち、TV視聴と録画番組の再生が行えるようになる。

photo
photo 設定画面で同じグループ名を設定すれば自動で、MTVX2005搭載PCを見つけて表示する。後はそのPCを選択するだけで、同PCのMTVXの機能の一部が利用可能になる。経由しているPC名が下部に表示されているので、分かりやすい

 このLAN内共有機能はPCにおけるTV視聴・録画環境の使い方を広げ、非常に便利な機能である。

“非ゲーマー”向けのD4出力可能なグラフィックスカード

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