そのカタチに“ぐっ”ときた、反響板付きモバイルスピーカー──「GH-SPA-215W」を試す週末アキバPick UP!レビュー(1/2 ページ)

» 2005年09月08日 19時25分 公開
[古田雄介(アバンギャルド),ITmedia]

 iPodに端を発する携帯オーディオプレーヤーの普及で、モバイルツールにデジタル音源を保存する機会が増えた。外出先で再生するさいはヘッドフォン/イヤフォンを使うユーザーがほとんどだと思うが、別途外部スピーカーがあれば普通の音楽プレーヤーとして使うことももちろんできるし、その手のコンパクトスピーカー製品も各社より多数発売されている。

 今回は、その中の1製品なわけではあるが、ちょっと形に“ぐっ”ときてしまった、ある機能を備えるモバイルスピーカーを導入してみた。それはグリーンハウス「GH-SPA-215W」という製品だ。

photo グリーンハウス「GH-SPA-215W」。価格は3000円前後(ITmedia +D Shoppingで最安値をチェックする

 GH-SPA-215Wは、出力1.5ワット+1.5ワットのデジタルアンプを備えるモバイル2chスピーカーだ。基本は普通のモバイルスピーカーだが、スピーカーの端に透明アクリルパネルによる反響板が備わり、スピーカーとの角度を調整して、広がりのあるサウンドを再生できるとしているギミックが特徴である。

photo ケータイと並べるとこのような感じ。常時携帯するにはやや大きく重いが、ながら視聴用としてデスクに置いておき就寝時にベッドルームに移動させるとか、旅行時にといった感じであればまあまあ軽い

どこでも使える3種類の給電システムが便利

 GH-SPA-215Wのもう1つの特徴は、3種類の給電スタイルが選べることである。家庭内で試用するならACアダプタ、屋外なら単3電池4本、そしてPCのUSBバスパワーで稼働させることもできるのである。本機の重量は約300グラム、単3電池4本で使用する場合はそれに約100グラム加算されるという感じである。

photo DCポートにはACアダプタやUSBバスパワーケーブルを接続する(左)、本体上面に乾電池を入れるスペースがある(右)

反響板効果で伸びのある中高音を実現

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. わずか237gとスマホ並みに軽いモバイルディスプレイ! ユニークの10.5型「UQ-PM10FHDNT-GL」を試す (2024年04月25日)
  3. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  4. 「Surface Go」が“タフブック”みたいになる耐衝撃ケース サンワサプライから登場 (2024年04月24日)
  5. QualcommがPC向けSoC「Snapdragon X Plus」を発表 CPUコアを削減しつつも圧倒的なAI処理性能は維持 搭載PCは2024年中盤に登場予定 (2024年04月25日)
  6. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  7. アドバンテック、第14世代Coreプロセッサを採用した産業向けシングルボードPC (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. AI PC時代の製品選び 展示会「第33回 Japan IT Week 春」で目にしたもの AI活用やDX化を推進したい企業は要注目! (2024年04月25日)
  10. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー