9980円のインクジェット複合機がレックスマークから登場

» 2006年04月27日 13時46分 公開
[後藤治,ITmedia]

 レックスマーク インターナショナルは4月27日、インクジェット複合機「Lexmark X8350」「同X3470」「同X2470」の3製品を発表、翌日より順次出荷を開始する。価格はすべてオープンプライスで、実売予想価格はX8350が2万9800円、X3470が1万4800円、X2470が9980円になる見込み。

 発表会では渡邊慎司氏(レックスマーク インターナショナル株式会社 マーケティングディレクター)が製品説明を担当、インクジェットプリンタの市場動向と“カンタンサイコー”をキーメッセージとした新製品群の紹介を行った。市場動向の分析では、成長率が鈍化した2004年を境にフォト印刷機能を標準搭載する機種が出荷台数の半数を超え、また単機能プリンタと複合機のシェアがほぼ二分されている状態にあると説明。今回投入する製品の特徴として、「フォト印刷機能の強化」「複合機」「リーズナブルな価格」の3点を挙げた。

フォト印刷機能の有無の出荷比率(左)と単機能/複合機のシェア(右)

実売1万円を切るインクジェット複合機「Lexmark X2470」

「Lexmark X2470」。実売予想価格は9980円

 エントリー機のLexmark X2470は、プリンタ/スキャナ/コピー機能を備えたA4対応複合機で、従来モデル「X2350」にフォトプリント機能の追加や操作性の改良などを施した後継機にあたる。印字速度を従来の15ppmから17ppm(カラー/モノクロ、高速モード時)に高速化したほか、ダイレクトプリントが可能なPictBridgeをサポートし、操作ボタンを4つに絞ることで初心者でも扱いやすいインタフェースを実現しているのが特徴だ。印刷解像度は4800×1200dpi、スキャン解像度は600×1200dpi。本体サイズは、375(幅)×286(奥行き)×153(高さ)ミリと、クラス世界最小となる。

デジカメから直接印刷できるPictBridge(左)。シンプルな操作ボタン(中央)。従来と同じカラー/モノクロを1本にまとめたカートリッジシステムを採用する(右)

サムネイルシートから直接印刷できる「Lexmark X3470」

「Lexmark X3470」。実売予想価格は1万4800円

 Lexmark X3470は、写真機能をX2370からさらに強化し、前面にLCDのオペレーションパネルを装備した上位モデル。11種類のメモリカードに対応するカードスロットを搭載し、メモリカードから直接読み込んだ写真をマークシート方式で選んで印刷できる新機能「セレクトシート」を備える。プリントエンジンはX2370と同じで、印刷速度は17ppm(カラー/モノクロ)、印刷解像度4800×1200dpi、スキャン解像度600×1200dpi。L判からA4サイズまでフチなし印刷が可能な点も同様となる。本体サイズは、375(幅)×315(奥行き)×153(高さ)ミリ。

SD/MMC/xD/MSとCFに対応したメモリカードスロット(左)。前面操作パネル(中央)。「セレクトシート」を説明するスライド(右)

 なお、Lexmark X2470とX3470の両機種は、写真編集やOCR、スキャン、コピー機能などをPCから操作できる統合インタフェース「レックスマークイメージスタジオ」と、IEのツールバーに常駐してWebページの印刷時にレイアウトを調整してくれる「Webツールバー」がバンドルされる。

「レックスマークイメージスタジオ」(左)。「Webツールバー」使用時/非使用時のレイアウトの違い(右)

2.4インチカラー液晶を搭載した1台4役の「Lexmark X8350」

「Lexmark X8350」。実売予想価格は2万9800円

 Lexmark X8350は、プリント/コピー/スキャン/ファックス機能を備えたA4対応インクジェット複合機。今モデルでは2.4インチカラー液晶モニターや、トリミング・赤目補正といった簡易画像編集機能、各種メモリカードに対応したスロットなど、フォトプリントにフォーカスした機能強化が図られている。また、本体前面から給排紙を行う新機構を採用することで設置面積は448(幅)×339(奥行き)ミリになり、容積比でも従来モデルから約32%小型化したのもポイントだ。

 印刷速度は25ppm/19ppm(モノクロ/カラー)、印刷解像度は4800×1200dpiで、スキャンは48ビット入力/24ビット出力となるほか、連続99枚のコピーや最大50枚のADFを備える。その一方で、メモリカードスロットやPictBridgeに対応し、フォト印刷の品質を向上する6色印刷が可能と、「ビジネスユースに耐える性能を備えつつ、ホームユースでも簡単に写真プリントが楽しめる“欲張りな製品”に仕上がっている」(渡邊氏)。操作ボタンなどのインタフェースは前面にレイアウトされ、メモリカードやUSBフラッシュメモリ、PictBridge対応デジカメなどのデータを液晶モニターで確認しながら直接フォト印刷が行える。

本体前面の操作系(左)、デジカメと連携したインタフェース(中央)、オプションのフォトインクと組み合わせて6色印刷が可能(右)

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