HP、世界PCシェアトップを維持

» 2007年04月19日 13時57分 公開
[ITmedia]

 米国の調査会社GartnerとIDCはそれぞれ2007年第1四半期(1〜3月)の世界PC出荷台数統計を発表した。6271万9000台(Gartner)、5893万5000台(IDC)で、前年同四半期から8.9%(Gartner)、10.9%(IDC)と、2けたに近い成長がみられた。

 地域別では、Gartner調べでは今回初めてアジア太平洋地域が米国市場を超え、EMEA(欧州・中近東・アフリカ)に次ぐ市場となった。IDCは、日本市場は前年同四半期をわずかに下回ったものの、前四半期の2けた減の状況よりは好転していると指摘している。

 Gartner調査によるメーカー別シェアではHPが17.6%、Dellが13.9%、Acer(6.8%)、Lenovo(6.3%)、東芝(4.1%)。IDCの調査ではAcerとLenovoが同率(6.8%)3位で、HPが19.1%、Dellが15.2%、5位は東芝(4.3%)。

 米国内でのPCシェアは、Dellが僅差でトップを維持したが、HPとの差は2%を切っている。3位はGatewayで、Gartnerの統計では5位にAppleがランクインしている。シェアは5%と、前年同四半期の4%からアップした。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー