「すべてを満たす」64ビットOS時代のハイエンドPC──「Endeavor Pro7000」もう64ビットでいいじゃないか(2/4 ページ)

» 2009年07月17日 15時59分 公開
[坪山博貴(撮影:矢野渉),ITmedia]

デザイン、高い冷却性能、そしてイージーメンテナンス──すべてを満たすオリジナルケース

 ユーザーにとって、PCの存在感そのものを示すのがPCケース。Endeavor Proシリーズは、これ抜きには語れないほどにこだわりを込めたものを採用する。なにより、圧倒的な存在感があるヘアライン加工を施した総アルミの外観が心地よい。光学ドライブのカバーや電源スイッチ、移動時に便利な上面のキャリーハンドルまで、デザイン面において細部まで妥協がない。

photo 電源スイッチやドライブパネルもアルミ製。前面インタフェースにUSB 2.0×2とヘッドフォン/マイク入出力端子がある
photo 手回しネジ1つで側面パネルが開く。内部は広大で、今後の拡張・カスタマイズも作業しやすそうだ
photo Intel X58 Expressチップセット搭載マザーボードに、メモリスロット6基、PCI Express x16スロットを2本、同x8スロットを2本、同x1スロットを1本、PCIスロットを1本備える。ネットワークコントローラは1000BASE-T対応のBroadcom「BCM5786KMLG」を実装する

 内部は、前面から吸気し、背面から直線的に排気するというPCにおけるエアフローの基本を忠実に守りつつ、ハイエンドデスクトップPCならではの効率的な構造になっている。パンチングメタル加工を施した独特の前面パネルは、無数の吸気口によりスムーズな吸気を実現するためのものだ。そして、電源を下部に配置し、CPUやグラフィックスカードなどの空間と分離した構造となっている。電源のファンが主にHDDを、背面の12センチファンがCPUやGPUから発生する熱を排気する仕組みだ。これは単純に役割分担するだけでなく、おのずと自身の発熱も高くなる高出力電源の冷却にも、CPUやグラフィックスカードなど高熱源からの熱が影響を与えないメリットも大いにあるだろう。実際、ベンチマークテスト実行中などのCPU負荷が高いときも、電源から過度な熱風が吹き出すようなことはなかった。

 メンテナンス性はきわめて良好で、広大なスペースも相まって非常に作業しやすい。まず、サイドパネルは手回しネジを1つゆるめるだけで取り外せる。詳細の手順は前述の動画を見てほしいが、作業時間は5秒とかからない。拡張スロットの固定用ネジも手回しネジを採用するので、通常のメンテナンスはほぼツールフリーで行えるといってよい。内部でじゃまになりがちな電源から伸びるケーブルも、系統別にメッシュカバーで取りまとめられているために取り回しもすこぶる容易だ。ちなみに、背面の排気ファンにファンガードがしっかり取り付けられているため、ケーブル類がファンに直接干渉するようなこともない。

 ストレージは、3.5インチのSerial ATAドライブを最大4台、レール付きの専用ベイに設置できる。専用ベイは背面にバックプレーンがあり、前面のカバーを開いてステーハンドルを引くだけでストレージを着脱できるのが大変便利だ。AHCIモード利用時はホットスワップ/プラグにも対応するうえ、ドライブどうしの間隔もしっかり空いており、パンチングメタル加工された前面パネルとともに高い冷却性能も確保する。

photophoto 非常に便利で作業しやすいフロントHDDのアクセスドアとレール付きのHDDステー。今後の拡張も容易そうだ

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