「すべてを満たす」64ビットOS時代のハイエンドPC──「Endeavor Pro7000」:もう64ビットでいいじゃないか(4/4 ページ)

» 2009年07月17日 15時59分 公開
[坪山博貴(撮影:矢野渉),ITmedia]
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2つの仮想PC環境で処理しても、まだまだ余裕

photo ホストOSと仮想PCで処理速度を比較
photo 2つの仮想OSを用いた同時エンコード中のCPU使用率はほぼ50%で、きれいにCPUパワーの半分を使い切った。なお、このときも物理空きメモリはまだ3Gバイト近く余裕がある

 さらにHDDを専用ベイだけで4台内蔵できる点を生かし、Serial ATA/300の500GバイトHDDをもう2台追加して、RAID 0アレイを追加してみるのもいいだろう。Windows XPのインストールイメージをもう1セットこれに作成し、ホストOS上に2つの仮想PCを起動して同時にエンコードを行う計画だ。メモリはそれぞれに2Gバイトずつ割り当てたが、12Gバイトのメインメモリがあればまだまだ余裕。どちらの仮想PCも基本操作はサクサクであるのはいうまでもない。

 MPEG-2 1920×1080ドットへのエンコードフレームレートは、それぞれ12.2fpsと11.9fpsとなり、仮想PCを1つ起動した場合の12.4fpsと大差ない結果になった。ちなみに、このエンコード時のホストOS側のCPU使用率は50〜51%で推移しており、実質は半分のCPU使用率でエンコードできていることから、多少強引に仕事量を計算すると、ホストOS側における単体エンコード時の30.3fpsを上回ることにもなる。単体エンコード時は、現状ではエンコードソフトが8つの論理コアを使い切れないためだが、仮想PCを複数活用すると制限内の2コア分をほぼ使い切りつつ並列処理するため、このような結果となると思われる。つまり、大容量メモリと64ビットOSを組み合わせると、このように基本性能を惜しみなく利用しまくる使い方も「あり」なのだ。

すべてを満たす「64ビットOS」時代のフラッグシップPC

photo  

 ここまでで触れてきたように、Endeavor Pro7000は所有欲を満たすデザインや安心感を与える構造とともに、64ビットOS時代に応える高いパフォーマンスとメンテナンス性、拡張性、そして、今までのPCではできなかった“もっと高速に、快適に”のすべてを満たす、まさに「現在最強クラスのデスクトップPC」と呼べる製品だ。

 もちろん圧倒的な存在感を示すミドルタワー型のボディは、決して小型ではない。しかし「今後ももっと高速に、快適に」を望むなら、これはむしろメリットだと考えるべきだ。この余裕があるサイズなら、さらにHDDや光学ドライブをスマートに内蔵できるうえ、将来新たに行うステップアップも見込んだ、さまざまな拡張カードを組み込むことも可能だ。1台のPCと長く付きあっていきたいなら、ここは重要なポイントになるだろう。

 また、その高い基本パフォーマンスは、Windows 7が登場しても変わらず発揮するはずだ。2009年7月現在、Windows Vistaを搭載したPro7000(などのエプソンダイレクト製PC)購入者を対象とするWindows 7 優待アップグレードキャンペーンを利用し、3000円(税込み)と安価にWindows 7アップグレードキットを入手できるので、そもそも性能が高く、自分好みの構成でオーダーできるPro7000においてはWindows 7の発売まで待つ必要も少ないだろう。ちなみに購入時に 64ビット版のWindows Vista Bussinessを選択すると、64ビット版のWindows 7 Professionalへアップグレードできる(誤記述により修正いたしました。お知らせいただいた読者の方、ありがとうございます)。64ビット版OSと大容量メモリの組み合わせで、「一足お先」に超快適な64ビットOS環境を体感してほしいところだ。

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