SIMロックフリー時代の無線LANルータ「b-mobile WiFi」利用ガイド(後編):ポータブル無線LANルータレビュー(2/3 ページ)

» 2010年10月19日 11時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
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実用レベルで6時間動作、外部バッテリーとの併用で「10時間クラス」まで伸ばせる

photo 筆者の外付けバッテリー+b-mobile WiFiの運用環境。中央がエネループモバイルブースター、右がFP102、下はエネループスティックブースター。KBC-L2ASとFP102は実は本機よりもかさばってしまうのだが、バッグに入れて運用するならほとんど気になるサイズではない

 ポータブル無線LANルータは、常に“携帯”しておきたい機器。バッテリーでどれだけ動作するかは、外出先でも使いたい時にきちんと使えるか──に直結する重要な比較ポイントになる。b-mobile WiFiのバッテリー動作時間は、カタログ値で約4時間。物理キー操作などで3G接続を制御したり、無線LAN電波の出力を調整するといった、こまめに電源を切る以外に手動でバッテリーの消費を抑える機能は備えていない。

 では、実利用においてどれだけバッテリーが持つか。本体の電源を入れっぱなしにして、スマートフォンでWebアクセスが発生するアプリケーションを利用するような“移動中や待ち時間に断続的に使うシーン”を想定すると、5時間半から6時間ほど持続した。カタログ値は連続通信時の値と考えられ、PCでガッツリ・ストリーミング動画を再生しっぱなし──でなはく、通勤時間や移動時間、待ち時間などに、スマートフォンなどともに通信する利用シーンならば、日々の充電さえ忘れなければ意外に「電源入れっぱなし」で持ち歩けてしまう。なお、予備バッテリー「BT001W」(4000円)やサードパーティ製の大容量バッテリーも販売されているので、バッテリー切れが不安なら予備をもう1つ確保しておいてもよいだろう。

 バッテリーの充電は、USB出力型の付属ACアダプタとUSB充電ケーブルを組み合わせて行う。充電しながらでも使用でき、充電はPCのUSBポートからでも行えた。USB 2.0の出力は規格上5ボルト/500mAなので、とりあえず5ボルト/500mA以上を出力できる汎用のUSB充電器やUSBポータブルバッテリーも使えるということになる。


photo 内蔵バッテリーがカラの状態から、KCB-L2ASを接続してとことん使い倒した一例。連続で9時間18分動作した

 というわけで筆者は、三洋電機「エネループモバイルブースター(KBC-L2AS)」と単三形エネループ4本入れた汎用バッテリーケース(FP102)なども携帯して運用している。

 例えば、KBC-L2ASを準備すれば内蔵バッテリーで(最短で)約4時間、そこからKBC-L2ASを接続して内蔵バッテリーを充電しながら6時間、さらに充電された内蔵バッテリーで3時間強ということで、実質13時間以上使えるようになる。これだけ動作すれば、たいていのシーンでバッテリー切れで困ることはなくなるだろう。ちなみに、内蔵バッテリーが完全に放電した状態でも充電が可能で、かつ充電しながらすぐに使い始められる。

 もう1つの外付けバッテリーケース「FP102」での運用は、単三形エネループ4本とともに使う(普通のアルカリ乾電池でもよいが)。こちらは、同じく内蔵バッテリーがカラの状態でFP102を接続し、約5時間半(内蔵バッテリーと合わせると約9時間半)利用できた。この使い方のメリットは、単三形乾電池を電源に使うために緊急時もある程度万能に対応可能であることだ。エネループをもう4本予備に持っておけばさらにプラス5時間半使えることになるし、いざとなればコンビニエンスストアなどで電池を入手することも容易だ。加えて、USB出力型の外付けバッテリーとそれぞれの機器に対応するUSBケーブルを用意しておけば、iPhoneやスマートフォン、携帯電話の予備バッテリー・充電器代わりにもなる。


photophoto バッグを持たずに長時間出かける時は、こんな感じで腰に提げて携帯している。こちらは1000円程度で購入したデジカメ用のソフトケースだが、b-mobileWiFiはボディが薄いので本来メディアやケーブルを収めておく前面のポケットに収まり、メインポケットに外付けバッテリーを収容している。まったく蛇足だが……“移動無線LANスポットおじさん”と言われたこともある


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