アーティストとのコラボで、マウスに“付加価値”を世界で最も人気のあるデザインマウス(1/2 ページ)

» 2012年06月18日 22時30分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

デバイスで個性を主張する時代

photo 米Microsoftが初めて開発したマウス「Mouse with Windows 286」を説明する同社執行役 コンシューマー&パートナーグループリテールビジネス統括本部長の五十嵐章氏

 日本マイクロソフトは6月15日、2012年4月に発売した「Wireless Mobile Mouse 3500 Artist Edition」のデザインを手掛けたケンゾー・ミナミ氏を招き、トークイベント「SUPER PEDANTRY―ケンゾーミナミの超衒(げん)学的世界―」を開催した。

 ケンゾー氏は、ニューヨークを拠点に活動するグラフィックアーティストだ。ナイキ、リーボック、ユニクロの製品デザインを手がけるほか、自身のアパレルブランド「KENZOMINAMI」も立ち上げている。

 イベントでは、同氏のトークセッションに先駆けて、日本マイクロソフト執行役 コンシューマー&パートナーグループリテールビジネス統括本部の五十嵐章本部長が、同社のマウス製品を振り返った。

 米Microsoftは1982年からハードウェア事業を展開しており、2012年はハードウェア事業の30周年にあたる。1983年に同社最初のマウス「Mouse with Windows 286」を発売してから、1999年に光学式マウスを、2008年に青色LEDをセンサーに使ったBlueTrackマウスを開発するなど、OSとともに新しいハードウェアの開発に注力してきた。

photophotophoto 同社はマウスをはじめ、キーボードなどさまざまな入力デバイスを開発してきた

 アーティストとコラボレートした、Artist Editionをラインアップに加えたのは2011年からだ。五十嵐氏は「時代に合わせてマウスは進化している。仕事で使うための道具だったマウスは、黒やグレー、白といった色が中心だった。家でPCが使われるようになってからは、さまざまなカラーバリエーションを展開するようになった。現在は、Ultrabookやタブレットなどデバイスを外で持ち歩いている。ケータイのデコレーションなどもそうだが、デバイスで個性を主張する時代になった」と述べる。

photophotophoto 当初はモノクロだったマウスも、カラーバリエーションが増え、アーティストとコラボしたデザインを採用するようになった

 コラボレートするアーティストは、世界各国のハードウェア担当者が候補を挙げて、試作品を作成し、世界中のMicrosoftが自国でどれだけ売れるかを予想する。そして、世界中での販売見込みが多い順に発売、販売されない製品もあるそうだ。ケンゾー氏の作品は全世界のMicrosoftで最も人気が高かったという。

photophotophoto ケンゾー・ミナミ氏がデザインしたマウス

 マウスのデザインについてケンゾー氏は、「マウスは人とPCの接点。マウスを握る手の骨組みの構造や、神経組織のネットワーク、回転ダイヤル式電話などと融合させた。可能性の広がりを意識し、無限大マークや、巨大な数詞を外見に散りばめている。そこに気付く人がいればうれしいが、まったく気付かずにただカッコイイと思ってくれるだけでも別に構わない」と語った。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  3. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  4. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  5. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  6. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  7. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  8. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
  9. カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」第5弾のラインアップを決める“ユーザー選挙”投票受付を開始 (2026年06月10日)
  10. サンワ、ノートPCやタブレット背面を冷やせるペルチェ冷却クーラー (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー