VRへの期待も膨らんでいるが近々の景気も上々のようだ。年末年始の売れ行きを聞いてまわったところ、ほとんどのショップから「ここ数年で一番」とのコメントを聞いた。
売れ行きが目立ったパーツには、GeForce GTX 970カードやGTX 980 Tiカード、Core i7やZ170マザーが複数挙げられており、昨年末の予測に近い結果になっていた。
TSUKUMO eX.は「数年使えるグラフィックスカードを求めてGTX 980 Tiカードを選ぶ人が本当に多かったです。GTX 970もGTX 960をしのぐ勢いで売れていました。例年だとありえないバランスだったと思います」と振り返る。
その要因は、ボーナスにあるようだ。パソコンSHOPアークは「自由にできる金額に余裕ができて、欲しかったものを買いに来たという方が多かったかもしれません」という。
BUY MORE秋葉原本店も「まとまったお金が入った人が多かった印象です。グラフィックスカードもCPUやマザーボードも、高単価で評判の良いモデルがばんばん売れていきましたから」と話していた。
ただし、この景気が今後も続くか不安視する声も少なくない。某ショップは「同じ買い方が短期間でリピートされるわけではないですからね。冬のボーナスで物欲が満たされた後にも店頭で買いたくなるものがないと。それがすぐに思いつかないのが怖いんですよね。我々も色々と提案していかなければと、ちょっと冷や汗をかいています」と素直に語る。
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