Radeon RX 500シリーズがデビュー! わりと無風古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2017年04月24日 13時20分 公開
[古田雄介ITmedia]

MSIからGeForce GTX 1080 Tiカードの水冷モデルが登場!

 グラフィックスカードはNVIDIA陣営の新製品も多かった。特に目立っていたのはMSIのハイエンドクラスだ。コルセアの水冷キットを組み込んだGeForce GTX 1080 Tiカード「GeForce GTX 1080 Ti SEA HAWK X」が税込み12万6000円前後で登場したほか、標準仕様から高速メモリに差し替えた「GeForce GTX 1080 GAMING X+ 8G」(同8万6000円前後)や「GeForce GTX 1060 GAMING X+ 6G」(同4万3000円前後)も出回っている。

 GeForce GTX 1080 Ti SEA HAWK Xは水冷と空冷をハイブリッドで使う構造で、OCモードとゲームモードのほか、静音性重視のサイレントモードも備えている。ドスパラ パーツ館は「GTX 1080 Tiも水冷ハイブリッドで冷やしたいという人向けですね。実際かなり高温になりますし、自力の水冷化はちょっと……という場合には便利なモデルだと思いますよ」と話していた。

MSI「GeForce GTX 1080 Ti SEA HAWK X」

 GeForce GTX 1080 GAMING X+8GとGeForce GTX 1060 GAMING X+6Gは第2世代のGDDR5Xメモリを採用した強化モデルで、それぞれ10Gbps→11Gbps、8Gbps→9Gbpsへと高速化している。オリジナルクーラー「TWIN FORZR VI」を採用しているのはベースモデルと変わらない。

 「メモリは容量だけでなく速度も重視する方が多いので、ここまでの上げ幅だとそれなりに注目している人も多そうです。他のメーカーからも高速メモリ版が随時出てくるみたいなので、売れ行きを見守りたいですね」(パソコンSHOPアーク)

MSI「GeForce GTX 1080 GAMING X+ 8G」

MSI「GeForce GTX 1060 GAMING X+ 6G」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月18日 更新
  1. ついに8K対応した「Insta360 X4」の画質をX3と1インチ360度版で比較 今買うべき全天球カメラだと確信した (2024年04月16日)
  2. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  3. 「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試す (2024年04月17日)
  4. SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ (2024年04月17日)
  5. AI対応でCore Ultraよりも高いパフォーマンスをアピール! 企業PC向け「Ryzen PRO 8000シリーズ」登場 (2024年04月16日)
  6. Synology「BeeStation」はNASより便利な一面も 家族の“秘密”も守れるストレージ、共有リンクや写真管理もある (2024年04月16日)
  7. 「ASUS ZenScreen MB16QHG」は従来モデルの弱点を解消した高評価の16型モバイルディスプレイだ (2024年04月16日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. 無線LANルーター「Aterm」シリーズの一部に複数の脆弱性 設定変更や買い替えをアナウンス (2024年04月11日)
  10. NVIDIA、Ampereアーキテクチャを採用したシングルスロット設計のデスクトップ向けGPU「NVIDIA RTX A400/A1000」を発表 (2024年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー