MacBook Pro対抗の高性能ノート 「HUAWEI Matebook X Pro」現地レポート(1/3 ページ)

» 2018年02月28日 16時57分 公開
[村元正剛,ITmedia]

 ファーウェイは2月25日、スペイン・バロセロナで開催中のMobile World Cogress 2018に合わせて新製品発表会を開催した。

 ここで発表されたのは、13.9型タッチ対応液晶ディスプレイを搭載するノートPC「HUAWEI MareBook X Pro」と、タブレットの「HUAWEI MediaPad M5」シリーズ。さらに、次世代高速通信である5Gのチップセットも披露された。スマートフォンの発表はなかったが、HUAWEI Pシリーズの新モデルが3月27日に発表することも予告された。


MacBook Pro対抗の高性能ノート「HUAWEI Matebook X Pro」

 新製品のプレゼンテーションに登壇したのは、コンシューマー ビジネスグループのCEO、リチャード・ユー氏。2017年に発売したHUAWEI Mate 10シリーズやHUAWEI MateBookシリーズの好調をアピールしたあと、今回の目玉である「HUAWEI Matebook X Pro」を発表した。

ファーウエイ コンシューマー ビジネスグループCEO リチャード・ユー氏

 ユー氏は、MateBook X Proを「World First FullView Touch-Screen Notebook」とアピール。画面サイズは13.9型で、アスペクト比は3:2。91%という画面占有率を実現している。プレゼンではAppleのMackbook Proと比較するスライドを投影し、Makbook Proに対抗するモデルであることを意識付けた。

従来のMateBook Xも、ほぼ同サイズのディスプレイを搭載するMacbook Proよりも画面占有率が高かった

MateBook X Proはさらにベゼルを細くして、画面占有率は91%

解像度は3000×2000ピクセルで、画素密度は260ppi

 本体サイズは最厚部が14.6mm、最薄部が4.9mmとどちらもMacbook Proよりスリム。さらに大画面スクリーンを搭載しながら、重量約1.33kgという軽さであることを強調した。

Macbook Proとの比較で薄さをアピール

重さは1.33kgに抑えられている

カラバリはSpace GrayとMystic Silverの2色

特製のレザーケースも用意される

 パフォーマンス面では、第8世代Core i7を搭載。効率的な放熱を行うファーウェイ独自の「Intelligent Cooling System」を導入。GPUにはNVIDIAのGeForce MX150を採用し、動画編集などに力を発揮することや、4つのスピーカーを内蔵し、Dolby Atmosに対応していることもアピールされた。

薄型ボディーに進化した性能を搭載

第7世代と比べて40%もの高速化を実現した第8世代インテル core i7を搭載

Intelligent Cooling Systemの仕組み

最新スペックのGeForce MX150を採用

本体左右に2つのスピーカーを内蔵し、Dolby Atomsによるサラウンドが楽しめる

バッテリー容量は57.4Wh

 続いて、ハードウェア面での特徴が紹介された。ワンタッチで起動できる指紋センサーは従来モデルに引き続き搭載されているが、認証スピードはさらに速くなった。スリープ状態からのログインが1.9秒というのは前モデルMateBook Xと同じだが、休止状態からのログインが6.6秒(前モデルは7秒)、電源オフからのログインが7.8秒(前モデルは9秒)と高速化している。

 フルサイズのキーボードを搭載し、そこに新しいギミックも盛り込まれている。Functionキーの中央に、カメラのアイコンのキーがあり、それをカチッと押すとカメラが出てくる仕様だ。これが紹介されたときは拍手も笑い声を起き、この日のプレゼンテーションの中で最も盛り上がった瞬間だった。

指紋センサーを内蔵する電源ボタンは、キーボード右上に搭載

フルサイズのキーボードで満足できるタイピングが行えるとアピール

クリックパッドも広い

日本で言うところの「生活防水」に対応

カメラをキーボードに格納することで、ディスプレイの狭額縁化を実現

本体の右サイドにUSB-Aポート。左サイドに2つのUSB-Cポートとイヤフォンジャックを装備

Thunderbolt 3に対応し、拡張性も高い

ファーウェイ製の他のデバイスと高速データをやり取りできる

4つのマイクロフォンを内蔵し、ビデオ会議などの用途にも使える

 MateBook X Proのプレゼンテーションの終盤には、MicrosoftのGlobal Devices PartnersのGM、Kurt Petersen氏が登場し、「Personal Digital Assistant」と「Instant Translator」の利便性を紹介した。

MicrosoftのKurt Petersen氏

ファーウェイ向けにカスタマイズされた翻訳アプリは、ファーウェイ製のスマホ、「HUAWEI Mate 10 Pro」にも搭載されている

Windows 10を搭載する競合モデルとのスペック比較

 発売は2018年の第2四半期で、価格は仕様によって異なるが1499米ドルから。

HUAWEI MateBook X Proの価格と1次発売国

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