続いて発表されたのは、Android+EMUIを搭載するタブレット、HUAWEI Media Padシリーズの最新モデル「HUAWEI MediaPad M5」。10.8型と8.4型があり、機能を強化した10.8型の「HUAWEI MediaPad M5 Pro」の合計3モデルの展開だ。
10.5型のMediaPad M5およびMediaPad M5 Proは、キーボード付きのカバーに取り付けることでノートPCに早変わりする2in1ノートだ。精細なイラストを描けるスタイラスペンも用意されている。iPad Proに対抗するモデルといえる。
価格は仕様により異なるが、LTE対応の10.8型モデルは449米ドルから。LTE対応の8.4型モデルは399米ドル。MediaPad M5 ProのLTE対応モデルは549米ドルだ。ヨーロッパと米国では3月に発売される。
リチャード・ユー氏は、商用化が近く次世代高速通信5Gについて、同社のこれまでの取り組みを簡潔に紹介。続いて、世界初の3GPP規格の5Gの商用のチップセットとCPE(Customer Premises Equipment)を発表した。これらは、5Gが重要なテーマの1つとなっているMWC2018において、B to B向けの重要な商材になりそうだ。
プレゼンテーションの最後には「HUAWEI P20 Series」という製品名が投影され、会場がざわついた。ファーウェイのフラッグシップの1つであるHUAWEI Pシリーズが「P20」へアップグレードし、「SEE M○○○RE WITH AI」と、カメラのレンズが3つになることを予感させるキャッチコピーも大きく表示された。詳細は、3月27日にパリで明らかとなる。
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