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液体が一瞬で凍る「過冷却」状態を作れるアイススラリー冷蔵庫、シャープが開発 猛暑対策で法人向けにレンタル

» 2025年04月22日 14時05分 公開
[ITmedia]

 シャープは4月22日、市販のペットボトル飲料をフローズン状の飲料にできる「アイススラリー冷蔵庫」(RJ-AS7P)を開発したと発表した。5月22日から法人向けレンタルサービスを始める。

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 開発した冷蔵庫は1ドアタイプで、独自のファン制御と風路構造により、庫内の温度を最適に保ち、飲料を過冷却状態に維持できる。冷蔵庫から取り出したペットボトル飲料を振るだけで、簡単にアイススラリーを作れるという。9段階の温度設定機能を搭載し、スポーツドリンクや果汁飲料、コーヒー飲料など、さまざまな種類の飲料に対応する。通常の冷蔵庫としても使える。

photo アイスラリー飲料の作り方

 アイススラリーとは、過冷却の状態になった飲料に衝撃を与えることで生成されるフローズン状の飲料。微細な氷が体温を効果的に下げるため、近年は暑熱対策として注目されているとしている。

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 本体サイズは約495(幅)×598(奥行き)×770(高さ)mmで、重さは約27kg。カラーはメタリックグレーのみ。工場や建設現場、スポーツ施設などでの利用を見込む。レンタル期間は2カ月、3カ月、4カ月、5カ月で、価格は個別見積もりとなる。

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