以上のように、本製品は結線状況を手軽に見ることができ、なおかつ基板単体で提供されることで、実売2000円台というリーズナブルな価格を実現した製品だ。今回は1週間程度しか試用していないので耐久性の評価は保留するが、パッケージの翻訳が怪しい海外メーカーの同等製品でも5000円前後はすることを考えると、価格は破格と言っていい。
その一方で、抵抗値を測る機能や、eMarkerの情報を知る機能もないため、ケーブルそのものの品質の測定や、USB給電で対応可能なアンペア数(A)やワット数(W)を知ることもできない。このジャンルで1万円を超える上位モデルの中には、それらの機能に加えてUSB充電器やPC/スマホ/タブレットに接続することで、Discover Identityコマンドでそれらポートの仕様をチェックできる製品もあるが、本製品はもちろん非対応だ。
何より、本稿で紹介したようなLEDの読み取り例を公式は提供しておらず、それらの知識がなければ、せいぜい同一仕様のケーブルをグルーピングする用途にしか使えない。ケーブル1本を買うのと大差ない出費で済む本製品は、コスト的には確かに魅力だが、全部入りの1万円超えの製品と比べた場合の機能差および分かりやすさの差は確実にあるので、そういった点を踏まえて、購入するか否かを判断すべきだろう。
XYZA、USBケーブルの結線状況を手軽に確認できる簡易チェッカー
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