古いガジェットのACアダプター電源をUSB Type-Cで代替 任意の電圧に設定できる小型変換器「VFLEX」が一般発売へ

» 2026年03月17日 14時21分 公開
[ITmedia]

 IntoFreeは3月12日、さまざまな電子機器で使われるACアダプターの代わりにUSB Type-Cで電源を入力できるようになる変換アダプター「VFLEX」の一般販売を直販サイトで始めた。

 価格はVFLEX本体が1320円、VFLEX本体3個と9種類の専用コネクターをセットにした「VFLEXスターターキット」が7700円となっている。記事掲載時点では売り切れているが、3月16日週に再入荷予定だという。

photo 「VFLEX」本体

 VFLEXは、米Tundra Labsのブランド「WEREWOLF」が開発したデバイスだ。2025年にKickstarterでクラウドファンディングが成立し、量産化に至ったという。

 本体サイズは約2.6(縦)×1.5(横)×0.8(高さ)cmで、USB Type-C端子と専用コネクター端子を備えている。USB Type-C端子に市販のUSB充電器やモバイルバッテリーを接続し、専用コネクター端子には電子機器の電源入力端子に合った専用コネクターを接続する。

photo 接続の仕組み

 あらかじめ接続する電子機器の仕様に合わせて、VFLEXの出力電圧(最大50V/5A)を専用スマートフォンアプリまたはWebブラウザを通じて設定する。

 これにより、メーカーごとに形状や電圧が異なる巨大なACアダプターの代替や、電源を紛失してしまった古い製品への給電を、USB Type-C経由で行えるようになる。

photo 「PlayStation Portable」にVFLEX(計測用の電流電圧チェッカーを含む)を接続したところ
photo 「PS one」に接続したところ

 USB PD(Power Delivery)の拡張規格である「PPS」(Programmable Power Supply)に対応した電源を使用すれば、5Vから11Vの間で任意の電圧設定が可能となる。これにより、7.5Vや9.8Vといった特殊な電圧を要求する機器にも対応できるという。

 想定される用途は、ACアダプターが大型で持ち運びに不便な機器や、既に純正の電源が入手困難なレトロゲーム機、さらには12V駆動のPCファンを用いたDIYなど多岐にわたるだろう。

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