持っているだけで楽しい! “ゲームボーイオマージュ”のAndroidデバイス「AYANEO Pocket DMG」の実力を試す(1/3 ページ)

» 2025年01月29日 12時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

 夢中になって遊び回ったあの日──白髪が目立ち始める年齢になってくると、昔に戻りたいと思うこともある。体力は戻らなくても、ガジェットで“あの日”の気分だけでも味わいたい。

 そんな願いをかなえるのが、懐かしの家庭用ゲーム機などのデザインをオマージュした「AYANEO REMAKE」ブランドを展開する中国AYANEOの「AYANEO Pocket DMG」だ。

 AYANEO Pocket DMGは、これまでAYANEOが市場に送り出してきたポータブルゲーム機と異なり、縦型ボディーを採用している。そう、任天堂のゲームボーイをオマージュしたデザインのAndroidデバイスだ。

 編集部では、限定版の「AYANEO Pocket DMG Retro Color」モデルを入手した。懐かしさに溺れないよう、じっくりと検証した結果を紹介する。

「AYANEO Pocket DMG Retro Color」 「AYANEO Pocket DMG Retro Color」

AYANEO Pocket DMGの仕様

 AYANEO Pocket DMGのディスプレイは、3.92型(1240×1080ピクセル、アスペクト比は31:27)の有機EL(OLED)で、SoCにはQualcomm Snapdragon G3×Gen2を採用している。メモリとストレージのバリエーションは、8GB/128GB、12GB/256GB、16GB/512GB、16GB/1TBを用意している。OSはAndroid 13だ。

 カラーバリエーションはArtic Black、Moon White、Retro Colorの3色で、Retro Colorのみが16GB/1TBモデルとなっており、他の2色はメモリとストレージが最大16GB/512GBという構成だ。

 ゲームのデータサイズが巨大化している昨今、できれば全カラーに1TBストレージモデルを用意してほしかったというのが正直なところだが、最大読み取り速度が毎秒100MBのmicroSDメモリーカードスロットを搭載しているので、なんとかカバーできそうだ。

 国内での正規代理店はハイビームで、モデルごとの価格は以下のようになっている。

モデル カラー 価格
8GB/128GB ムーンホワイト 8万4800円
8GB/128GB アークティックブラック 8万4800円
16GB/512GB ムーンホワイト 10万9800円
16GB/512GB アークティックブラック 10万9800円
16GB/1TB レトロカラー 12万4800円
ハイビームの販売サイト ハイビームのAYANEO Pocket DMG販売ページ

 通信機能としてWi-Fi 7、Bluetooth 5.3に対応しており、搭載している端子はUSB 3.2 Gen 2 Type-Cとなっている。自宅のWi-Fi環境が整っていれば、高速にゲームのダウンロードなどを行えるだろう。

 本体サイズは実測で91(幅)×15(奥行き)×22.2(高さ)mm、重さは271.5gとコンパクトかつ軽量だが、内蔵バッテリーの容量は6000mAhもあり、スマートフォンと比べて大容量なのでパワーを要するゲームも長時間楽しめる。

 左ジョイスティック、十字ボタン、ABXYボタン、STARTボタン、SELECTボタン、R1/R2、L1/L2ボタンの他、AYANEO独自のAYAボタン、LC/RCボタン、Menuボタン、カスタムボタン、指紋認証一体型電源ボタンを備える。

 ユニークなのは、右ジョイスティックの代わりにタッチパッドを採用したこと、そしてダイヤル操作とスイッチ操作を行える「MagicSwitch」を搭載していることだ。MagicSwitchの詳細については後述する。

 ソフト面で特徴的なのは、管理アプリ「AYASpace」がプリインストールされていることだろう。動作パフォーマンスの変更、本体のライトエフェクトの設定、ABXYボタンのリマップなど、Androidについての深い知識がなくても行える。

 しかも、物理的なAYAボタンを短押しすれば「AYA Quick Tool」、長押しでAYASpaceを起動できる。AYA Quick Toolを使えばゲーム中でも、ゲーム画面を落とすことなくパフォーマンスや画面の明るさなどをスピーディーに変更できる。

AYAボタン クリスタルが美しいAYAボタン
AYA Quick Tool 短押しで起動する「AYA Quick Tool」
AYACpace 長押しで起動するAYASpacはe全画面表示だ

 なお、パフォーマンスのみであれば、右側面にあるターボボタンでも変えられる。上に押し上げるごとに、「Saving」「Balance」「Game」「Max」モードの順に切り替わる。ゲーム場面の中でもまったりとした進行のときには「Balance」モードで、戦闘シーンでは「Max」で、という具合に切り替えれば、バッテリーの持続時間を伸ばすこともできそうだ。

ターボボタンで切り替え ターボボタンでパフォーマンスを「Game」モードに切り替えたところ
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