11月20日、中国のAYANEOが日本の販売代理店天空と共同で発表会を開き、今後投入するモデルを明らかにした。詳細は別記事に譲るとして、ここでは発表会の概要をお届けする。
チャンCEOが「当時、ゲームボーイポケットをプレイした楽しい思い出を想起してほしい」と語る新モデルは「Pocket DMG」だ。3.92型の有機ELパネル(1240×1080ピクセル/419ppi)を搭載した縦型のゲーム機で、下部にジョイスティックやタッチパッドを備え、背面にはボタンも用意するなど、複雑なゲーム操作にも対応可能だ。
発売は2025年2月を予定しており、メモリ8GB/ストレージ128GBモデルで8万4800円(先行予約で8万560円)、メモリ16GB/ストレージ256GBモデルで10万9800円(先行予約で10万4310円)、レトロカラー(メモリ16GB/ストレージ1TBモデル)は12万4800円(先行予約で11万8560円)となる。
今回投入したRetroデザイン採用モデルについて、「私は本当に小型のデバイスが好きで、モバイルデバイスやPC、ウォークマンやMDプレイヤーもたくさん持っている。デザインについても、オマージュはするけど決してパクらない。ゲームに対する愛を感じてほしい」とアピールした。
SoCは第2世代Snapdragon G3xで、最大16GBのメモリと1TBのストレージ、容量6000mAhのバッテリーを搭載する。本体にはバイブレーション機能も内蔵し、Wi-Fi 7の無線LANとBluetooth 5.3もサポートする他、microSDメモリーカードスロットとUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポートを1基備える。
ボディーサイズは約91.5(幅)×151(奥行き)×15〜23.3(厚さ)mm、重量は約278gとポケットにも入れやすい。OSはAndroid 13だ。
一方の「AYANEO Pocket EVO」は、7型で165Hzのリフレッシュレートをサポートした有機ELパネルを採用する。SoCは第2世代Snapdragon G3xで、最大16GBのメモリと512GBのストレージ、容量8600mAhのバッテリーを内蔵している。
ボディーサイズは約260.5(幅)×100(奥行き)×17〜33.9(厚さ)mm、重量は約478gとなっている。2025年2月7日に発送予定で、価格は8万9800円(セール価格を除く)からだ。
2025年春に発売予定の「Retro Mini PC AM01S」。折りたたみ型の液晶ディスプレイを備え、デザインは米国のNintendo Entertainment System(NES)を踏襲したという
AYANEO、Ryzen AI 9搭載モデルも用意した7型ポータブルゲーミングPC「AYANEO 3」を正式発表
小さなボディーに秘めたるパワー! 「AYANEO POCKET MICRO」で遊び倒す モデルによって違いはある?
小さなボディーに所有欲を満たす豊かな質感! 3.5型ディスプレイのAndroidデバイス「AYANEO POCKET MICRO」開封レポート
AYANEO、4型タッチパネルを備えたRyzen 7搭載ミニデスクトップPC
天空、Android搭載3.5型ポータブルゲーム機「AYANEO POCKET MICRO」を取り扱いCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.