こんにちは! refeiaです。
今日はGAOMONから1月に発売された液タブ「GAOMON Pro 19」を見ていきましょう。海外の液タブメーカーといえばHUIONやXPPEN Technology(以下、XPPen)がポピュラーですが、それに次ぐぐらいの位置に付けているのがGAOMONです。
これまで同社は、実売2万円台前半の激安液タブや5〜6万円ぐらいの手軽なのものなど、手に取りやすい価格帯を中心に存在感を示してきました。一方GAOMON Pro 19は、18.4型で4K(3840×2160ピクセル)対応、広色域のディスプレイと他社に負けないスペック、そして新開発のペンを引っさげて、堂々とした上位機のたたずまいで発売されています。
価格は公式ストアで11万9800円、実際には公式セールやAmazonなどで10万円前後かそれ以下で販売されていることが多いようです。いずれにせよ、上位機の分野ではワコムやHUION、XPPenが先輩です。彼らのライバルになれるか、はたまた打ち負かすことができるのでしょうか。
早速、実力を見せてもらいましょう。
まずはスペックをチェックしていきます。液タブとしての主なスペックは以下の通りです。
うれしいのは、設置しやすく扱いやすい20型以下の中では最も大きい部類の18.4型のディスプレイを採用している点です。自分は22型などの大きさは利用スタイルに合わないので17.3型の液タブをメインで使用していますが、「あとちょっとだけ広くてもいいな……」というのはいつも思っています。
また、他の海外メーカーと異なり、左手デバイスや2本目のペンが付属しないのも特徴です(個人的にはその方が普通だとは思いますが)。このサイズの液タブならばキーボードの設置が難しくなるわけでもないので、キーボードショートカットを使って高速化すれば良いと思います。
外観と接続もチェックしていきましょう。本体表側はとても美しい外観で、ナローベゼル、下側は厚みを持たせて丸みがあり、厚めのゴム足も用意されています。
画面下側の工夫のおかげで、寝かせて設置したときには画面の角が腕に擦ることがなく、立て目に設置した際には画面が少し高い位置にくるので、ペンを持った手を自然に置いて描きやすくなります。
裏面は、表の印象よりは少しチープ感はあります。装着済みのスタンド、USB Type-C、HDMI、ACアダプターの電源端子があり、USB Type-Cからの映像出力に対応したPCでは電源とUSB Type-Cケーブルのみの接続が可能です(対応ケーブルは別売)。非対応のPCでは、電源/HDMI/USBの3本のケーブルで接続できます。また、スタンドは約20度〜約80度まで調節可能です。
本体天面部分には、ペンホルダーが装着されています。実際にペンを付け外ししてみると、パチンとはまり込むようなタイプではないため、力を入れずにラクに取り外しができます。マグネット装着ほどではないとはいえ、気分の良い装着方法です。
やはり印象的なのは表から見たときのきれいさで、実は何倍も高価なワコムの「Cintiq Pro 17」よりも美しく見えます。これは、Cintiq Proがボディーにガラスをはめ込む形式にしているのに対して、本機がボディーよりわずかに大きいガラスを貼り付ける格好になっているからだと思います。ベゼルの様子の差が見えるでしょうか。
一方で、割れにくくするためかガラスにやや厚みがあり、画面を斜めから見た時の視差の小ささはCintiq Proの方が上です。
ディスプレイの設定は電源ボタン長押しで呼び出すOSDをペンで操作するタイプで、項目もシンプルにまとまっているので操作しやすいです。
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