フルサイズHDMI端子&タッチ対応で実売3万円台! プリンストンの15.6型モバイルディスプレイ「PTF-M156T2」を試す:モバイルディスプレイの道(1/3 ページ)

» 2026年07月15日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]
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 プリンストンの「PTF-M156T2」は、15.6型のモバイルディスプレイだ。タッチ操作に対応しつつ実売3万円前後の価格を実現しているリーズナブルさが特徴だ。メーカーから機材を借用したので、レビューをお届けする。

プリンストンの15.6型モバイルディスプレイ「PTF-M156T2」。ボディーサイズは約354(幅)×219(奥行き)×10.7(厚さ)mmだ

タッチ対応の15.6型モバイルディスプレイ 重量はやや重め

 まずは基本的な仕様をざっと押さえておこう。画面サイズは15.6型で、解像度は1920×1080ピクセル、ノングレアのIPSパネルを採用している。最大表示色は1677万色、視野角は水平/垂直ともに178度、コントラスト比は1200:1、最大輝度は250ニト、応答速度は中間色で20msとなっている。

 大きな特徴としてはタッチ操作に対応していることが挙げられる。10点マルチタッチ対応で、Windows 11およびmacOS 14(Sonoma)以降で利用できる。

 もう1つの特徴はボディーの薄さだ。モバイルディスプレイによくある背面に段差のあるデザインだが、上部はもちろん、厚みのある下部も同等製品と比べて薄く感じられ、スタイリッシュな印象を醸し出している。正面ベゼルにロゴもなく、すっきりしていることもそういった印象を強めている。

 背面下部には折りたたみスタンドが一体化しており、持ち運ぶ時はたたむ構造だ。マニュアルにはチルト角が「45度」とあるが、現物を見る限りでは「90度」の誤植だと考えられる。なおこのスタンドは幅が10cmちょっとしかないため、縦置き時には利用できず、横置き限定での利用となる。

正面 正面から見たところ。ロゴもないシンプルなデザインだ
後方 後方から見たところ。スタンドは本体と一体化している
垂直寄りに立てたところ なるべく垂直寄りに立てたところ。奥行きを取らないのは利点だ
スタンドを最大限まで開いたところ スタンドを最大限まで開いたところ。90度近くまで開くことができる
背面 背面。スタンドを折りたたむと左右の面とはフラットになる
75mmピッチのネジ穴を2つ用意している 75mmピッチのネジ穴を2つ用意している。工夫すればVESAマウントのアームなどに取り付けられそうだ
横から見たところ 横から見たところ。上部と下部の間には段差がある構造だ
HDMIポートは珍しいフルサイズだ HDMIポートは珍しいフルサイズだ。他に2基のUSB Type-Cポートを搭載する
右側面 右側面にはイヤフォンジャックとOSDメニュー操作用のボタン、電源ボタンが並ぶ
底面 底面にあるスタンドの左右にスピーカー(1W×2)を内蔵する

 接続方法はHDMIとUSB Type-Cで、HDMIはこの手の製品としては珍しく、フルサイズのポートだ。右側面にはイヤフォンジャックを搭載し、底面にはスピーカーも内蔵するなど音声出力系は充実している。

 重量は公称値で約828g、実測では848gと、スタンド込みであることを差し引いても、15.6型としてはやや重めだ。実際に手に取っても、ボディーの薄さの割にずっしりとしていて驚かされる。これは金属素材を多用しているためだと考えられ、剛性はそのぶん高いと見てよさそうだ。

 付属品は両接続方式に対応したケーブルに加え、USB Standard-A→USB Type-Cケーブル、さらにACアダプターおよびクリーニングクロスだ。保護カバーやポーチ類は付属しないので、自前で調達する必要がある。

重量は実測で848g 重量は実測で848gだった。15.6型としてはやや重めだ
両方式に対応したケーブルに加え、USB Standard-A→USB Type-Cケーブル、ACアダプター、クリーニングクロスが付属する 両方式に対応したケーブルに加え、USB Standard-A→USB Type-Cケーブル、ACアダプター、クリーニングクロスが付属する
HDMIケーブルのポートは両端ともにフルサイズだ HDMIケーブルのポートは両端ともにフルサイズだ
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