では実際に使ってみよう。接続方法はHDMIもしくはUSB Type-Cで、後者はポートが2基あるが、機能的には同一なのでどちらに挿しても構わない。ただし、タッチ操作を利用する場合はUSB Type-Cで接続するか、もしくはHDMI接続で同時にUSB Standard-A→USB Type-Cケーブルを使ってPCとつなぐ必要がある。
色合いは、デフォルトではやや青みが強い印象だ。必要に応じて色相や彩度を調整するか、色域を「ネイティブ」以外に変更すると効果があるようだ。なおUSB Type-C接続の場合はデフォルトの明るさが「30」に設定されるので、当初は暗く感じることがある。こちらについても手動で明るくすればよい。
昨今のモバイルディスプレイのトレンドである、2基のUSB Type-Cポートを用いてのパワーパススルーにも対応している。試しに本製品に最大100W出力のUSB Power Delivery(PD)充電器を接続したところ、ノートPCからは45Wの電源に接続していると認識された。どうしても60W以上を確保したいという場合を除けば、実利用上は大きな問題はないだろう。
一方で、本製品のウィークポイントは縦置きに対応していないことだ。もちろん外部スタンドなどを使って縦向きに置くこと自体は可能なのだが、標準では縦置きにするギミックを備えていないため、外出先などで縦置きで使いたい場合は外部スタンドを持ち歩かなくてはならない。
外部スタンドを使った場合でも背面に段差があるせいでいまひとつ安定せず、縦置きだとケーブルが真上に突き出したり、OSDボタンが押せなくなったりといった問題も出てくる。実質的には横置き専用と考えた方がよいだろう。
OSDメニューについても見ていこう。OSDメニュー操作用のボタンは本体右側面に並んでいる。音量の大小ボタン、決定ボタン、戻るボタン(電源ボタン兼用)と実質4つのボタンがあり、操作性は極めて良好だ。
メニューについても一般的な機能が用意されており、メインメニューを表示せずに音量ボタンを操作することで、明るさおよび音量をショートカットで操作することもできる。メニュー表示のフォントが多少気になるが、全体としては洗練されている印象だ。
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