災害への備えとしても、先進的な機能が光る。台風や大雨などの悪天候が予測された際には「Storm Guardモード」が気象情報と連動し、最長12時間前から自動で先行充電を開始して満充電をキープしてくれる。万が一の長期停電時にも、常に万全の状態で迎え撃つことができるというわけだ。
さらに、独自の低放電設計により1年間放置しても残量99%を維持可能なのに加え、メーター上の残量が0%と表示されている状態からでも、スマートフォン1台分(約90%)をしっかり充電できる緊急給電モードまで完備している。
日常における電気代の節約ツールとしても活躍する。EcoFlowアプリでは電気料金が安い夜間帯に自動充電し、日中の高い時間帯に蓄えた電力を使う「TOU(時間帯別料金)モード」に対応する。家庭の電力プランに合わせた賢いピークシフト運用が手軽に行える。
また、AC充電入力を400W〜1500Wの範囲で1W単位で細かくコントロールできる点も実用性が高い。張さんは「電子レンジやドライヤーなど電力消費の激しい家電を動かしているときでも、入力を下げることでブレーカーを落とさずに安心して充電できる」と解説した。
利用環境に合わせて、柔軟に充電負荷をコントロールする細やかな配慮がうれしい。
電力会社と契約しているプランによっては電気代を節約することができる。張さんは「月に数千円ほどの節約に貢献する」と解説していた。また、入力電力を細かく設定可能なため、家のブレーカーが上がってしまう危険を減らせる充電手段は、家庭用コンセントからのAC急速充電(3000 Gen4は約2.3時間、3800 Gen4は約2.8時間で満充電)、ソーラー充電、車載走行充電の3種類だ。
AC充電の場合、容量の大きいDELTA 3800 Gen4は満充電まで約2.8時間と、DELTA 3000 Gen4(約2.3時間)より長くかかる。一方でソーラー充電の場合は最大2000W入力に対応するため、DELTA 3000 Gen4の約3.4時間に対して約2.1時間と、1.3時間も短縮できる。
車載走行充電では、DELTA 3800 Gen4が最大1000W、DELTA 3000 Gen4が最大500Wに対応しているため、やはり短時間で充電できる。
拡張性の高さでいえば、DELTA 3800 Gen4に分がある。対応エクストラバッテリーを2台増設して総容量を最大1万1955Wh(約12kWh)までスケールアップできるからだ。オフィスや店舗の本格的なBCP電源として、さらには大電力を要するキッチンカーや移動美容室といった拠点を持たないビジネスを丸ごと支える電源設備として利用できる。
バッテリーセルには、電気自動車クラスの安全性と長寿命を誇るリン酸鉄リチウムイオン(LFP)を採用した。30以上の保護機能を持つBMS(バッテリーマネジメントシステム)による常時監視に加え、難燃性素材の採用やセル同士の間に安全スペースを確保する延焼防止構造を取り入れるなど、万全の安全対策が施されている。
メーカー保証については、通常で3年、製品登録を行うことで無料で最長5年まで延長されるので、長期間にわたって安心して使い続けることができる。
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