増えたボタン+新しいホイール=仕事にも便利! Razerの新型ワイヤレスゲーミングマウス「Basilisk V4 Pro」を試す(2/4 ページ)

» 2026年10月29日 17時50分 公開
[でこい,ITmedia]
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14個のコントロールを備えた多ボタン設計

 Basiliskシリーズの特徴は、ボタンの多さにある。Basilisk V4 Proではボタンやホイールの操作を合わせて14個のコントロールを備えており、先代(Basilisk V3 Pro 35K)と比べると左クリックボタンの縁にある「M1エッジボタン」と、3つ目の「サイドボタン」が追加された。

 サイドボタンは3つとも押しやすい位置にある。触ると真ん中のボタンだけ少し背が低くなっていて、押し間違えにくい。M1エッジボタンも、ゲームプレイ中にとっさに押せて、かつ通常クリックの“誤爆”で押してしまうような位置にはないので使いやすい。

サイドボタン サイドボタンは上段に3つ並び、その下にマルチファンクショントリガーを備える
M1エッジボタン 左クリックの縁に新設されたM1エッジボタン

 左右のクリックには、光によって押下を検知する第4世代「Razerオプティカルマウススイッチ」を採用している。

 個人的には押し心地が良く、押し込む重さもちょうどよく感じた。ただし、光学クリックスイッチ独特の感触は、人によって好みが分かれそうだ。

 ホイールの後ろにはスクロールモードの切り替えボタンと、感度(DPI)の切り替えボタンが並ぶ。

ホイールの後ろ ホイールの後ろにスクロールモードの切り替えボタンと感度の切り替えボタンが並ぶ

生かすと便利なサイドボタンやマルチファンクショントリガー

 3つのサイドボタンには、初期設定で「AIプロンプトマスター」「マウスボタン5」「マウスボタン4」が割り当てられている。マウスボタン5とマウスボタン4は、Webブラウザにおける「進む」「戻る」に使われるボタンである。

 AIプロンプトマスターは、ボタンを長押しすると「ChatGPT」や「Microsoft Copilot」などのAIサービスにプロンプトを送れる機能だ。最近のRazer製マウスの便利機能の1つといえる。

 サイドボタンの下にあるマルチファンクショントリガーには、標準で「Hypershiftクラッチ」が割り当てられている。押している間は各ボタンを別の機能に切り替えて使える。

 いずれの割り当ても、Razer製デバイスの統合ユーティリティーアプリ「Razer Synapse」で変更可能だ。

初期設定 Razer Synapseで初期設定のボタン割り当てを確認したところ

 ゲーミングマウスらしい機能として、ボタンに「パーフェクト180」という機能を割り当てられるようになっている。これは、ボタン1つでキャラクターの視点を180度振り向かせる機能だ。

 ただし、パーフェクト180は振り向く量を数値で指定するため、最初に自分の感度に合わせて調整する必要がある。一度合わせてしまえば、ワンボタンで背後に振り向けるのは便利だ。

 もっとも、こうした操作の自動化は、ゲームタイトルやゲーム大会によっては利用制限、あるいは禁止されていることもある。この機能を使う際は、使う前にタイトルやタイトルの規約類(ルール)を確認しておきたい。

パーフェクト180 ゲームごとに振り向きに必要な移動量を入力するパーフェクト180の設定画面

作業でも便利な「HyperScroll チルトホイール Gen-2」

 スクロールホイールは、左右に倒すチルト操作にも対応し、4方向に操作できる「HyperScroll チルトホイール Gen-2」となった。

 回転の感触は、24段階のクリック感がある「タクタイル」、48段階の細かいクリック感がある「プレシジョンタクタイル」、そして抵抗なく回り続ける「フリースピン」の3モードから選べる。プレシジョンタクタイルは、本製品で新たに加わったモードだ。ホイールを素早くはじくと、自動的にフリースピンに切り替わる「スマートリール」も備える。

 筆者はゲーム中、ホイールのモードを使い分けることはなかったが、スマートリール機能が活躍するのは普段のWebサーフィンや執筆/事務作業だ。Webページを一気にスクロールしたいときにはフリースピンが便利で、ExcelやGoogleスプレッドシートで細かくスクロールしたいときにはプレシジョンタクタイルが重宝する。

スクロールホイール 左右に倒すチルト操作にも対応するスクロールホイール
スクロールホイールの設定 スクロールのモードやスマートリールの速度を選べる設定画面

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