太陽光発電に適した環境と言えば、何と言っても日照時間と日射量。南海電気鉄道は、本州最南端に位置する社有地をメガソーラー設置のために提供する。恵まれた条件の土地に建築するメガソーラーはどれほどの実績を残せるのだろうか?
南海電気鉄道は、和歌山県東牟婁郡串本町に所有する社有地をメガソーラー設置のために三井物産に賃貸することを明らかにした。三井物産はこの事業用地にメガソーラーを建設し、土地とメガソーラーを投資ファンドに転貸する。その後、三井物産はメガソーラーの運営を受託する。三井物産はこの土地のほか9カ所で同様の事業を展開する。
メガソーラー設置予定地は、本州最南端の潮岬に位置しており、日照時間が長く、日射量も期待できる(図1)。太陽光発電に向く条件の良い土地だ。設置予定地の面積は約3万8720m2。ここに出力約2MW(2000kW)のメガソーラーを設置する。
南海電気鉄道は今後も、電力供給に貢献する形で社有地を活用していくとしている。
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