9月12日（水）−東北の需給率が91％に、東京と中部は90％到達：全国でんき予報2012夏

東北、東京、中部の3地域で需給率が90％を超える見通しだ。東北と東京は需要が減るが、供給量が減らしすぎになってしまう。中部は需要増に応えられるだけ供給を増やせない。

[スマートジャパン]

　12日（水）の最大需要電力を前日と比較すると、東京が260万kW減の4500万kW、中部が110万kW増の2260万kW、中国が10万kW減の920万kW、四国は5万kW増の455万kW、九州は30万kW増の1310万kWと予想している。北海道、東北、北陸、関西の4社は前日と変化なしと見ている。

　東北は需要が前日と変わらないと予想しているが、最大供給電力を7万kW下げる構え。この結果、需給率は91％に達する。東京は需要が260万kWと大きく減るが、最大供給電力を172万kW減らすとしている。最大供給電力の減らしすぎで、需給率が90％に到達する。

　中部は需要が110万kWと大きく増え、最大供給電力を112万kW追加するが、需給率は90％となる。

9月12日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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