三菱地所は、自社が開発し分譲している産業用地にメガソーラーを建設すると発表した。最初に1MWの規模で運転を始め、事業としての可能性を検証しながら、最大で10MWまで拡張することを予定している。
メガソーラーを建設する場所は、三菱地所が分譲中の産業用地「ちばリサーチパーク」だ。この産業用地は千葉県佐倉市西御門と千葉市若葉区上泉町にまたがるように広がる土地で、総面積はおよそ100万m2にもなる(図1)。
三菱地所はまず、ちばリサーチパーク内に面積がおよそ2万1700m2の土地を確保し、最大出力が約1MWのメガソーラーを建設する。2012年12月に着工し、2013年3月末までに運転を始める予定(図2)。
三菱地所はメガソーラーの建設目的として自社所有地の有効活用と、環境保護を挙げている。ただし1MWのメガソーラーを運転しながら、事業としての可能性を検証し、数年以内にちばリサーチパーク内のほかの場所にもメガソーラーを設置するとしている。その結果、最大出力の合計値は約10MWまで高まり、メガソーラー建設用地の合計面積は約21万8000m2になるという。
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