9地域中の5地域で最大供給電力が減少し、5地域で需給率が90%を突破する。特に東京の需給率予想は厳しく、95%近くまで上昇する見込みだ。
需給率が90%を突破するのは北海道、東京、中部、北陸、四国の5地域だ。この中で最も厳しい予想を出しているのが東京。最大需要電力の予測値は30万kW上昇しているが、最大供給電力を81万kW減らす。この結果、需給率が94.6%になる見込みだ。
北海道では需要も供給も増加するが、供給の増加分が小さく、需給率が90%を超える。中部では需要は前日と変わらないが、供給が13万kW減少する。その結果、需給率が91.1%まで上がる。
北陸では需要増加に応えて、それ以上に供給を増やすが追い付かず、91.1%となる。四国では需要が10万kW増加するが、供給を4万kW減らすため、需給率が90.1%になる見込み。
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