工場を利用したメガソーラー、宮城県で3.9MW自然エネルギー

工場立地を利用したメガソーラーの勢いが止まらない。宮城県ではオプトロムが3カ所合計で3.9MWのメガソーラーを計画、2013年夏には運転を開始する予定だ。

» 2013年04月05日 13時00分 公開
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 光ディスクや省エネ蛍光灯などを製造するオプトロムは、本社工場などを利用したメガソーラーを宮城県内に計画中だと発表した。2013年夏を目標に合計最大出力3.9MWのメガソーラーに取り組む。太陽光発電事業を進めるネットスタジアムと協業して、建設、運営、保守に当たる予定だ。

図1 宮城県内に設置するメガソーラー

 メガソーラーの概要は以下の通り。仙台青葉太陽光発電所は同社の本社工場の屋根や駐車場などに設置する(図1)。丸森1号と2号は遊休地に敷設する。東北電力への受電側接続検討申込書を提出しており、得られた電力は東北電力に100%売電することを計画している。

  • 仙台青葉太陽光発電所(仙台市青葉区、出力1000kW)
  • 丸森1号太陽光発電所(宮城県丸森町、出力1995.2kW)
  • 丸森2号太陽光発電所(宮城県丸森町、出力997.6kW)

 なお、オプトロムは2012年12月、出力22万176kW(約22MW)のメガソーラーを岩手県一関市に建設する計画を発表している。仙台の3カ所を発表した時点で、岩手県の計画も継続中であるとした。

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