8月13日(火)−九州が90%超、他の地方は安定全国でんき予報2013夏

需給率は九州電力が90.5%となる以外は、90%を下回る見込みだ。お盆休みに入り、8月12日(月)の最大需要電力は高くない水準にとどまった。8月13日はさらに最大需要電力が下がる予測である。

» 2013年08月12日 19時50分 公開
[スマートジャパン]

 8月13日(火)の需給率は、九州電力が90.5%となる以外は90%を下回る見込みだ。北陸電力と四国電力はお盆休み中の8月13日、14日、15日の需給予測を一切発表していないため、詳細は不明だが、13日の最大需要電力は12日(月)を下回りそうだ。

 8月12日は高知県四万十市で41.0度を記録して国内の最高気温を更新するなど、太平洋岸を中心として全国的に猛暑だった。ところが、最大需要電力はさほど高くなっていない。北海道電力と東北電力、中部電力、北陸電力、関西電力はいずれも先週の平日の値を下回った。東京電力、中国電力、四国電力、九州電力も8月はもちろん、7月の最高記録にも達していない。

 8月6日に北陸電力が、8月7日、8日、9日にそれぞれ6つの電力会社が今夏の最大需要電力の記録を更新した。しかし、今週は高温が続く一方、お盆休みのため、需給のひっ迫はなさそうだ。

 気象庁が8月12日に発表した13日の高温注意情報では、北海道地方と東北地方、北陸地方以外の全ての地域で35度以上となるところがあると予想している。例えば岐阜や京都、大阪、和歌山、高松、山口では37度となる予報だ。

8月13日の需給予測(各電力会社がWebサイトに掲載したデータから)

テーマ別記事一覧

 電力供給サービス 


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.