停電時にも役立つ。日中は太陽光発電システムで発電しながら、家庭内で消費し、余剰分を蓄電池に充電できる(図3)。新築住宅の設計時に分電盤を2つ用意しておき、停電時に必要な電力(重要負荷)を供給する分電盤と、そうでない一般負荷分電盤に分けておく。重要負荷には冷蔵庫や非常用LED照明、テレビなどを接続する。
なお、太陽光発電システムを単独で導入すると、通常、非常用コンセントからしか、電力を取り出すことができない。利用できる電力も少ない。
停電が夜間まで続いた場合、蓄電池内の電力を利用可能だ(図4)。図3と同様、重要負荷にのみ電力を供給する。
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