太陽電池と蓄電池をセットで貸し出し、新築住宅で15年契約蓄電・発電機器(2/2 ページ)

» 2014年12月25日 09時00分 公開
[畑陽一郎,スマートジャパン]
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停電時には太陽光単独よりも頼りになる

 停電時にも役立つ。日中は太陽光発電システムで発電しながら、家庭内で消費し、余剰分を蓄電池に充電できる(図3)。新築住宅の設計時に分電盤を2つ用意しておき、停電時に必要な電力(重要負荷)を供給する分電盤と、そうでない一般負荷分電盤に分けておく。重要負荷には冷蔵庫や非常用LED照明、テレビなどを接続する。

 なお、太陽光発電システムを単独で導入すると、通常、非常用コンセントからしか、電力を取り出すことができない。利用できる電力も少ない。

図3 停電時(昼)の動作(クリックで拡大) 出典:オリックス

 停電が夜間まで続いた場合、蓄電池内の電力を利用可能だ(図4)。図3と同様、重要負荷にのみ電力を供給する。

図4 停電時(夜)の動作(クリックで拡大) 出典:オリックス
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