OPTILED LIGHTINGは、2015年6月1日、直管形LEDランプの新製品「REALTUBEシリーズ」13機種の販売を開始した。40形を中心に20形と110形があり、4種類の色温度を選択できる。オフィスや商業施設などに適する。
OPTILED LIGHTINGは、2015年6月1日、直管形LEDランプの新製品「REALTUBEシリーズ」13機種の販売を開始した(図1)*1)。オフィスや商業施設、工場、学校、病院、美術館などに向く。電源をランプに内蔵しているため、既存の蛍光灯灯具への取り付け工事が容易であるという。
製品は大きく20形(G13口金)、40形(G13口金)、110形(R17d口金)の3種類に分かれる。「最も需要の大きな40形は高効率モデル、標準モデル、お買い得モデルの3段階を用意し、20形と110形は高効率モデルと標準モデルに絞った」(同社)。3つのモデルは価格と性能(効率)のバランスが異なる。
同社のいう高効率モデルとは、電力(W:ワット)当たりの光束(lm:ルーメン)がおおむね170lm/W以上のもの。110形の「OPJ-A2400PEH・N-V」は、182lm/Wに達し、100V、34W入力時に6200lmを出力する。「高効率を達成できた理由として、点灯回路の変更によりLED素子への負担が低減したことが大きい」(同社)。この他、LED素子自体の発光効率が高いこと、高反射シートを採用したことが理由であるという。
*1) 同社がREALTUBEシリーズとして販売していた9機種のうち、2015年2月に発売した40形の1機種(OPJ-A1200PX・N)以外を一新したもの。
図2に40形6機種の主な仕様を示す。用途に応じて、電球色(色温度3000K)、白色(4000K)、昼白色(5000K、5300K)を選択できる。太陽光を100として、色の見え方をどの程度反映できているかを示す平均演色評価数(Ra)は13機種全てが84*2)。ただし、低価格なOPJ-A1200PX・Nは80である。
*2) 蛍光ランプのうち、演色性の高い3波長蛍光ランプのRaと同等だといえる。
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