ソフトバンクは、20〜50代の男女500人を対象とした、電力自由化に関する調査結果を発表した。
ソフトバンクは、新しい電気料金プラン「自然でんき」のサービス開始を記念して、電力自由化に関する調査結果を発表した。調査の項目は「電力自由化という言葉を知っているか」「電力自由化後、電力会社を切り替えたか」「電力会社を切り替えていない理由」「電力会社の切り替えに、どのくらいの時間を要すると思うか」などである。
調査結果によると、電力自由化の認知度は90%以上。50代の認知度は97.6%に対して、20代では知らない人が20.0%を占めた。全体で知らない人は9.6%である。
認知度は90%を超えたが、電力会社を切り替えている人は20%にも満たないことが明らかになったという。その理由として、全体の42.1%を占めたのが「切り替えの手続きが面倒そうだから」である。2位以降は、28.6%を占めた「安くならなさそう」、22.6%を占めた「どの会社を選べばいいか分からない」という理由が続いている。
「電力会社の切り替えに、どのくらいの時間を要すると思うか」という問いには、1時間以上かかると思っている人が34.2%を占めた。30分〜60分未満が19.2%、15〜30分未満が23.8%。15分以上かかると考えている人は全体の77.2%となり、ソフトバンクはリリース上で「Webを使用した場合、10分以上の時間は必要ない」とコメントした。
今回の調査は、20〜50代の男女500人を対象に、インターネット上で行われた。調査期間は2017年3月15〜17日である。
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