サンテックパワージャパンは、LIXILが開発した2つのメガソーラーのO&M(運用・保守)サービスを受注したと発表した。累計19MWのO&Mサービスを提供していることとなる。
太陽光発電専業メーカーのサンテックパワージャパンは、LIXILが開発したメガソーラーのO&M(運用・保守)サービスを2017年4月から提供開始した。受注したのは、出力3.75MWの「LIXIL有明SOLARPOWER」(熊本県玉名郡長洲町)と、出力6.35MWの「IXIL須賀川SOLARPOWER」(福島県須賀川市)の2つである。
同社では自社グループで開発した6つのメガソーラーに対するO&Mサービスを実施しているが、自社グループ以外の提供は初だ。LIXILのメガソーラーが加わることにより、累計で19.4MWのメガソーラーでO&Mサービスを提供していることになる。
2017年4月に施行された改正FIT法により、太陽光発電施設の保守管理はこれまで以上に重要となり、保守管理コストの効率化も求められる。サンテックパワージャパンは「30年の保守経験で培った不具合発生の予防を強みに、コスト削減のニーズにも対応できるサービスを準備し、太陽光発電の長期安定稼働に貢献したい」とコメントした。
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