家の中の家電や電子機器をスマートフォンから自由に管理できる――。マウスコンピューターは、スマートホームを安価に構築できるスターターキットの販売を開始した。
MCJの連結子会社であるマウスコンピューター(東京都中央区)は、スマートホーム製品や複数の家電を外出先からスマートフォンでの遠隔操作が行えるIoT機器「mouseスマートホーム」の販売を開始した。PCやスマートフォンからの指示やセンサーで取得した情報を利用し、ゲートウェイとなる「ルームハブ」を経由して、複数のスマートホーム製品や家電をコントロールできるようになる。
mouseスマートホームの製品群はルームハブ、スマートプラグ、スマートLEDライト、モーションセンサー、ドアセンサーなどを用意する。ルームハブは同製品を介してエアコンやテレビなどを手元のデバイスから赤外線通信でコントロールしたり、照明やACアダプターなど、対応するmouseスマートホーム製品を複数登録することで、アプリで制御したりすることができる。
スマートプラグは、ルームハブを介して、手元のデバイスによる遠隔地からの操作を可能にする。家電製品の電源オン、オフに加えスケジュール設定もコントロールできる。週・月単位での電気使用量や消費履歴も確認可能だ。
スマートLEDライトはルームハブを介して、手元のデバイスによる点灯や消灯の遠隔操作を可能にする。1つまたは複数のライトの光量調整や、スケジュールを自由に設定することができる。
モーションセンサーは、赤外線で人の動きを検出し、ルームハブを介して、手元のデバイスに通知する。定期的に履歴も残すことができ、離れて暮らす家族の見守りにも活用できるという。
ドアセンサーは、ドアや窓の開閉を感知しルームハブを介して手元のデバイスに通知する。電池式のため取り付けの自由度が高く、ドアの閉め忘れ対策にも活用可能だ。
同社は2017年8月24日から、ルームハブを中心としたmouseスマートホーム5製品をオールインワンにしたスターターキットを税別2万4800円で発売した。この他、スマートフォンやPCのアプリ上で製品の組み合わせを登録し、連動制御が行える「スマートシナリオ」などもラインアップしている。今後、大気汚染物質のPM2.5を感知するセンサーや空気清浄機も販売するなど、対応製品の拡充も進める方針だ。
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